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11月12日の福島11Rで行われた福島記念(GⅢ、3歳以上オープン、芝2000メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=4300万円)は、田辺裕信騎手の3番人気ホウオウエミーズ(牝6歳、美浦・池上昌和厩舎)が、ダンディズムとのゴール前の激しい競り合いを制して優勝。道中は後方を追走して向こう正面で外からまくるように進出し、直線早めに先頭に立つとそのまま後続の追撃をしぶとく封じ込めた。池上昌和調教師はうれしい重賞初勝利となった。タイムは2分0秒9(良)。
ハナ差の2着にダンディズム(12番人気)、さらに1馬身差遅れた3着にカレンルシェルブル(4番人気)が続いた。
ホウオウエミーズは、父ロードカナロア、母エミーズスマイル、母の父アグネスタキオンという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。美浦・池上昌和厩舎。馬主は 小笹芳央氏。戦績は29戦6勝。重賞は初勝利。
◆田辺裕信騎手(1着 ホウオウエミーズ)「直線の短いコースを意識して乗り、抜け出すのが早かったのですが、手応えは十分で後ろを待つ余裕がありました。2歳時以来でしたが、精神面でかなり成長して力をつけてくれていると思います」
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