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【武蔵野S】ドライスタウトが直線力強く抜け出す!GIへ弾みつけるJRA重賞初V

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【武蔵野S】ドライスタウトが直線力強く抜け出す!GIへ弾みつけるJRA重賞初V

11月11日の東京11Rで行われた第28回武蔵野ステークス(3歳以上オープン、GⅢ、ダート1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=4000万円)は、横山武史騎手の2番人気ドライスタウト(牡4歳、栗東・牧浦充徳厩舎)が好位でレースを進めると、直線で力強く抜け出しセーフティーリードを保ったまま先頭でゴール。GIの大舞台へ弾みをつけるJRA重賞初制覇を果たすとともに、チャンピオンズカップ(12月3日、中京、GI、ダート1800メートル)の優先出走権を獲得した。タイムは1分35秒2(良)。

1馬身3/4差の2着にはタガノビューティー(6番人気)、さらに1馬身3/4差遅れた3着にレッドルゼル(5番人気)が入り、1番人気に支持された3歳馬ペリエールは直線で伸びを欠き9着に敗れた。

武蔵野Sを勝ったドライスタウトは、父シニスターミニスター、母マストバイアイテム、母の父アフリートという血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬で、馬主は(株)YGGホースクラブ。通算成績は10戦6勝(うち地方4戦2勝)。重賞は2021年全日本2歳優駿(JpnⅠ)、今年のオーバルスプリント(JpnⅢ)に次いで3勝目。牧浦充徳調教師、横山武史騎手ともに武蔵野Sは初勝利。

横山武史騎手(1着 ドライスタウト)「予定より少し抜け出すのが早くなってしまったのですが、それだけ反応が鋭かったということですし、すごくいいタイミングで乗せていただきました。好位を取りたかったですし、思ったよりもゴチャついたのですが、よくがまんしてくれました。最後は遊んでしまって、逆に言えばまだまだ余力があったということですし、これから先が楽しみですね。先週のコラソンビートに続いていい馬に乗せていただいているので、馬に感謝してもし切れないです。このまま気を引き締めて頑張りたいと思います」


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