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エリザベス女王杯が行われる12(日)には、福島記念も組まれています。G1よりも波乱の可能性が高い、このローカルG3のハンデ戦に注目している、という穴党ファンの方は多いのではないでしょうか。ひねくれ者の筆者もそのひとりです。今年のエリザベス女王杯は登録段階で15頭と、フルゲート割れが確定しています。馬券としての魅力が高いのは福島記念のほうではないでしょうか。
同日に行われるG1がフルゲート割れということは、このG3戦に登録している牝馬は、G1にも出走可能なのに陣営がこのレースを選択してきた、ということも十分に考えられる馬たち。ある意味「確実に勝ちに来た」ともとれる状況からこれは買いなのではないか、と思われ、人気になってしまう馬もいます。今年の福島記念登録馬で言えば、ウインピクシスが該当するのではないでしょうか。複数のメディアがこの馬を上位人気になると予想しているようです。
前走は7月末の札幌・クイーンSで横山武史騎手が騎乗して2着。1馬身差で敗れた相手は、51キロと斤量に恵まれていた3歳牝馬ドゥーラですから、情状酌量の余地もあります。先月の段階で陣営は主戦の松岡正海騎手を押さえていたようですので、当然注目すべきでしょう。クイーンSより1キロ軽い54キロでの出走となる点も魅力的です。
しかし、このレースにおけるターゲットはこのウインピクシスです。上記の理由だけで「買い」と判断すると、痛い目に遭うかもしれません。気になるのは、次の2点です。
ウインピクシスは今年1月に小倉で3勝クラスを勝ち、オープン入りしていますが、その後は中山牝馬Sで8着、福島牝馬Sで13着、そして前述した通り、クイーンSで2着と、3戦続けて敗れています。
前走は2着なのだから評価すべきだろう、と思う人もいるでしょうが、負けたという事実に変わりはありません。しかもこの3戦はいずれも牝馬限定戦です。今回の福島記念では牡馬も出走するのですから、相手が楽になった、という話にはなりません。
さらにウインピクシスは、2勝クラスと3勝クラスで逃げ切り勝ちを決めています。昇級後の中山牝馬Sでもハナに立ち、レースを引っ張りました。しかし今回は、小倉記念で2着に逃げ粘ったテーオーシリウスという同型馬がいます。昨年のこのレースで逃げ切り勝ちを決めたユニコーンライオンの名前もあります。他にもシルトホルンなど、ある程度は前で流れに乗りたい、という馬が複数登録しています。あまり楽なレースにはならない可能性が高いとみておくべきでしょう。
近10年の福島記念における牝馬の戦績は(0.1.1.25)と勝ち星はありません。牝馬限定のG1と同日の実施である点を考慮すべきですので、このデータだけを見て「牝馬だから消し」などと言うべきではありませんが、一応は気にしておくべき傾向でしょう(※ただし、過去10年データに含まれる2013年については別日施行)。
だったらウインピクシスの代わりに何を買えばいいの? と問われれば、その答えは「考え中」の一択なのですが(笑)。と、今回も結びのひと言に無責任なフレーズを書き残して、このコーナーを締めくくりたいと思います。
(文・菅野一郎)
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