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<美浦トレセン>
ファイアダンサーは千直で3戦して4、5、2着。すべて不利な内枠からで、前走の韋駄天Sも最内枠から外めまで持っていくロスがありながら2着まで追い込んだ。「この舞台でのセンスを感じます。間隔があいても調整はうまくいっていますし、前回と同じような雰囲気です」と本田助手。
韋駄天S3着のトキメキはWコースでキャンター。「この馬は見ていてうるさいくらいの方が走るし、中間も調子のいいときの気配。あとはセオリー通り真ん中より外枠がほしい」と相田助手。
サトノファビュラスは前走の福島テレビOPで逃げて5着。「行く気持ちが落ちていたので、前走ではチークピーシズを着用。丸田騎手が返し馬から気を入れるなど意識してやってくれた。反動がなければ上積みは見込めそうです」と永楽助手。今回はブリンカーの着用が検討されている。
しらかばS16着のマウンテンムスメは連闘で挑む。26日に函館競馬場から新潟競馬場へ移動する。「連闘は予定通り。千直も何度か使って、いい走りをしている。ただ、この頃は装鞍所、パドックで緊張してイレ込む面が…。それがどうか」と中野調教師。
<栗東トレセン>
昨年2着のシンシティは、初のブリンカーを着用でリベンジを誓う。菅藤助手は「スタートが速く、ダッシュ力もありますが、最近、やめる雰囲気があるので着けてみます。いつもと変わらず元気ですし、いい状態ですよ」と語った。
安土城S9着プルパレイが、初の直線競馬に挑む。昨年12月の阪神C18着後に去勢して、今回が4走目。中渕助手は「ここ2走は前向きさが戻ってきたし、1週前(栗東CWコース6ハロン82秒1)の動きも良かった。結果は出ていませんが、1000メートルは悪くないと思います」と前向きに話す。ファルコンSに次ぐ、重賞2勝目に向けて視界は良好だ。
昨年4着のレジェーロは、千直巧者。前走の韋駄天Sも0秒1差の6着だった。余田助手は「暑い時期ですが問題ないし、中間もびしびし調教はやれています。不器用な面があるので、1000メートルは向いていると思う」とコメントした。
豊明S11着バンデルオーラは、連闘で重賞に格上挑戦する。浜田助手は「使って良くなるタイプなので、状態は心配していません。前回は直線で踏み出したときに前が壁になって、馬場も向かなかった。脚力はあるので、しまいを生かす競馬で…」と期待を寄せる。
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