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4月30日の京都10R・端午ステークス(3歳オープン、ダート1400メートル、別定、11頭立て)は、武豊騎手とコンビを組んだ3番人気のスマートフォルス(牡、栗東・吉村圭司厩舎)が後方2番手追走から早めに進出して余裕十分に差し切り、オープン初勝利を飾った。タイムは1分24秒1(重)。
3/4馬身差の2着は2番手から抜け出したマホロバ(7番人気)。さらにハナ差の3着には最後方から追い込んだフェルヴェンテ(9番人気)が入った。
エコロアイが先手を取り、マホロバが2番手へ。ミルトハンターが外から3番手に続き、人気のオメガシンフォニーは4番手のインからレースを進めた。4コーナー手前で、後方2番手にいたスマートフォルスが勢い良く進出。直線に入ると、外からマホロバに並びかける。いっぱいに追われるマホロバに対して、スマートフォルスは余力たっぷり。大外から猛然と追い込むフェルヴェンテが2番手争いに加わってきたが、スマートフォルスは最後まで余裕たっぷりで差し切り、着差以上の強さでオープン初Vを決めた。
◆武豊騎手(1着 スマートフォルス)「もまれない競馬ができました。スピードがありますね。着差以上の勝ち方だったと思います」
◆吉村圭司調教師(同)「ユタカさん(武豊騎手)も何度も乗っているので、お任せしました。状態次第ですが、ユニコーンS(6月18日、東京、GⅢ、ダ1600メートル)に行こうと思います」
端午Sを制したスマートフォルスは、父シニスターミニスター、母スマートレグルス、母の父ロードカナロアという血統。通算成績は5戦3勝となった。
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