中央競馬ニュース

【皐月賞】ソールオリエンス迫力満点のWラスト11秒2 ご満悦の横山武史「文句なしです」

 0   3   1,513
シェアする  x facebook LINEで送る
【皐月賞】ソールオリエンス迫力満点のWラスト11秒2 ご満悦の横山武史「文句なしです」

音を立てて吹きすさぶ春の嵐にもリズムを崩さず、ソールオリエンスが調教評価『S』にふさわしい動きを披露した。美浦Wコースでヴァーンフリート(2勝)を4馬身追走。直線で横山武史騎手は手綱を抑え気味だったが、新馬、京成杯を連勝した逸材は活気あふれる走りで僚馬を圧倒した。



「今週は確認程度。並んで併入の指示でしたが、抑えきれないくらい元気良く走ってくれました。先週からさらにもう一段階ピリッとして状態も上向いたと思います」

予定通りの内容に横山武騎手がうなずく。「完成するのはもっと先」としながらも、追い切りのラスト1ハロンが11秒2(6ハロン83秒8)だったと聞くと「状態は文句なしです」と笑みを浮かべた。


キャリア2戦でも、示してきたパフォーマンスには大物感が漂う。特に京成杯は4コーナーで大きく膨らむ形ながら、直線に向いて即座にギアチェンジ。ライバルをあっという間に差し切った。

コーナリングの課題も、手塚調教師は「2週前の追い切りで、内からプレッシャーをかけてもらうような追い切りをしたが、気にせずコーナーを回ってこられた。中間にリングハミに替えた効果もあると思う」と対策。前走からの3カ月で「少し背が伸びて幅も出た。体重より大きく見えるし、馬はすごく良くなっていると思う」と成長ぶりも顕著だ。

これまで手掛けてきたフィエールマンシュネルマイスターなどのGⅠ馬と比べても、「調教、普段のしぐさ、息遣いなどいろんな総合点も見劣っていない」とトレーナー。最後は「キャリア2戦で難しい点を探せばいろいろあるけど、人気にしていただいても応えられるレベルの馬と感じている」と力強く締めた。

2歳戦を実施するようになった1946年以降、キャリア2戦で皐月賞を制した馬はいないが、新しい歴史を刻む可能性をソールオリエンスは秘めている。(板津雄志)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (3)

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月28日()
天皇賞(春) G1
4月27日()
青葉賞 G2
ユニコーンS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 セリフォス 牡5
49,313万円
9 ジャックドール 牡6
49,004万円
10 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る