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広島市の教育委員会が平和教育で使われる教材を改訂し、漫画「はだしのゲン」の掲載を取りやめることを決めたという。理由は「作品の一部だけを切り取っても被爆の実相が伝わりにくい」からだそうだ。
戦争を経験して生き残る人の数は少ない。教育の最前線で子供たちに戦争の悲惨さを説く者の多くは戦争を知らない。知らないモノを後世に伝えようと言うのだからハナから伝わりにくいに決まっている。それでも文化や歴史、こと人の命に係わる重大な歴史上の事実に関しては、なるべく原形のまま後世に伝えた方が良い。伝わり易いとか、伝わりにくいとか、そんなことを議論する前に“いかに伝えるか”を議論する方が先だと思うのは私だけだろうか…。
人は忘れてしまう生き物だ。その忘れっぽい人間が77年という長い年月守り続けてきた教えの意味するところは、それだけ日本人にとって戦争が悲惨で衝撃的なイベントだったということだ。はだしのゲンが平和教材に選ばれたのは、それが最も戦争の悲惨さを後世に伝える素材として適している、と戦争を知る人たちに判断されたからで、他の素材に変えることで子供たちの理解が深まったとしても、それは現代の生活における常識や価値観、手の届くところにあるもので彼らに「別のモノを理解」させるにすぎず「あり得ない現実」としての戦争を正しく伝えることにはならない。
3/13からマスクのルールが緩和され着用は個人に委ねられることになったが、振り返ってみればコロナウィルスが国内を震撼させたのはわずか3年前のことだ。パンデミック、非常事態宣言に怯え、国中が元日の新宿副都心のごとく静まり返ったことなど嘘のように世間は花見に、そしてWBCに盛り上がる。
77年は長過ぎたか…なんて思いながらJRAレーシングカレンダーを見れば、今週メインはなんと日本中央競馬会屈指の長距離レース阪神大賞典。“長い”つながりで話題転換のチャンスが出た処で今週の格言を紹介しよう。
曰く「阪神大賞典は遅咲きのステイヤーを狙え」。
同レース3連覇のゴールドシップは皐月賞を勝つなど出世が早かったが、他の歴代勝ち馬の戦歴を辿ると遅咲きのステイヤーが多い。たとえば2016年の勝ち馬シュヴァルグランは明け4歳日経新春杯2着から快進撃を始めたし、2018年の勝ち馬レインボーラインも3歳クラシックでは菊花賞2着が最初の好走だった。また2020年の勝ち馬ユーキャンスマイルも菊花賞3着が今の出世のきっかけだ。
ボルドグフーシュは3歳クラシックトライアルで2着3着を繰り返し、菊花賞2着で漸く注目を浴びた。続く有馬記念もイクイノックスの2着に入り、今や堂々実力馬の地位を確保した。遅咲きのステイヤーは大成してからは崩れない。春の天皇賞に向けここは恥ずかしいレースは出来まい。
3000mを長いと思うか、思わぬか。答えはボルドグフーシュしか知らないが、彼にとって勝つのを「忘れてしまう」ほど長い距離でないことを願う。
(文:のら~り)
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