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日本には美しい四季がある。春には桜花が心を和ませ、晴れた日に日向の草地を行けば、タンポポやクローバー、草の混じりあう“ポカポカした匂い”がする。夏の暑い日、降り注ぐにわか雨は焦げたアスファルトから水蒸気となって立ち上り、ちゃんと“雨の匂い”がする。そしてホトトギス鳴く早朝は、生き物たちの生命力あふれる一日の営みの始まりを告げる。秋にはふとしたタイミングで冷たい風が頬を通り抜け、夜、静かな草むらで合唱を奏でる虫たちは夏の終わりを改めて教えてくれる。冬の夜の澄んだ星空は心を洗い、街中のイルミネーションはせわしなさと、もの悲しさを運ぶ。
子供の頃はあまり考えたことがなかったが、積み重ねた経験とともに刻まれた四季の記憶は、そのまま日本人の季節の理解となって今に至る。
私も社会人でサラリーマンなので分からなくはないのだが、それにしてもモノを売る企業の商戦合戦というのは目に余る。11月に入ればもうCMは待ちきれないかのようにクリスマス一色に変わり、年が明ければランドセルだ。
物事を計画的に進めるのは決して悪いことではないが、何でもかんでも先行すれば良いというものでもない。無計画に仕事を進める輩を指して「明日やろうは馬鹿野郎」などと言うが私からすれば「馬鹿野郎で大いに結構、それでも俺は明日やる」だ(笑)。
さて、先行するといえばやはりここは競馬に繋げる他あるまい。先行こそ競馬の、否、全てのスピード競技の最強戦略と以前からこのコーナーで申し上げているが、今週メインのステイヤーズステークスもやはり「先行有利」なレースとして名高い。格言を紹介しよう。
曰く、「ステイヤーズステークスは先行力ある長距離血統を狙え」。
開催日程、場所の変更が相次ぎ、過去のレース結果も格言も全く当てはまらないレースが増え続ける中、このステイヤーズステークスは歴史の中でほぼ変わらない条件で行なわれ続けている。格言使用の筆者としては扱いやすい素材だ。
過去5年の3着以内馬を見ると、4角5番手以内にいた馬が15頭中なんと12頭。長距離でペースが緩むとはいえ、圧倒的に先行有利なレースだ。格言に従い血統を調べると、4代前までにLyphard、ステイゴールド、メジロマックイーン、Kingmamboが入っていた馬が多く、長距離血統万歳状態。意外だったのはKingmamboへ続く血統を含めてだがダート色濃いMr.Prospectorが、ダブルカウントを含め10頭に入っていたことだ。
登録馬の中で最も優勝に近い馬はアイアンバローズではなかろうかと思う。昨年2着の実績はもちろんだが、父オルフェーヴルはステイゴールドとメジロマックイーン血を引くゴリゴリのステイヤー血統。昨年のローテでも秋2戦、凡走で死んだふりをしての2着。斤量も昨年優勝のディバインフォース57キロに対しこちらは変わらずの56。前走の馬体重プラス16キロというのもいかにも“叩き台”だし、昨年は逃げての2着。今回も前に行ければ十分チャンスだ。
(文:のら~り)
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