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《栗東》京都大賞典で重賞初制覇を果たしたヴェラアズール(渡辺薫彦厩舎、牡5歳)は、CWコースで単走。最後まで余裕のある手応えで、6ハロン79秒9-11秒4で駆け抜けた。渡辺調教師は「変わりなく順調にきています。1週前ということでしっかり負荷をかけました。今回は東京も合っていると思います」とうなずいた。また、所有するキャロットクラブはホームページでライアン・ムーア騎手(39)=イギリス=に依頼することを発表した。
昨年の日本ダービー馬で、天皇賞・秋5着のシャフリヤール(藤原英昭厩舎、牡4歳)は、芝コースでプライムフェイズ(5歳、3勝クラス)に1馬身半先着。我慢が利いた走りで直線は馬なりのままはじけ、5ハロン67秒1-11秒2をマークした。藤原調教師は「来週に向けて、うまく調整ができるように、という追い切りができた。良かったね」と納得の表情を浮かべた。
《美浦》天皇賞・秋3着のダノンベルーガ(堀宣行厩舎、牡3歳)はムーア騎手(出走する場合は川田将雅騎手を予定)がまたがってWコース5ハロン67秒8―11秒4を馬なりでマーク。上々の伸び脚で中シュトルーヴェ(3歳、1勝クラス)、外レインフロムヘヴン(4歳、3勝クラス)と併入でフィニッシュした。今後の状態を見極めたうえで、オーナーサイドと協議して最終的な出否を決定する。
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