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22日の小倉はサマースプリントシリーズ第4戦「第56回北九州記念」がメイン。注目は前走のCBC賞で3着と復調気配を見せたアウィルアウェイだ。昨年の当レース3着馬で、スプリンターズSでも3着に踏ん張った実力派が2度目の重賞Vへ態勢を整えてきた。
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スプリンターズSで“GI銅メダル”をゲットしたあとは、マイルCS、夕刊フジ賞オーシャンS、高松宮記念で2ケタ着順の大敗続き。間隔を空けて立て直し、3カ月ぶりで挑んだCBC賞はメンバー最速となる上がり3F33秒2で伸びて、ファストフォースのレコードVに0秒2差の3着まで迫った。「こういう馬場でもしっかりと走ってくれました」と主戦の松山騎手は復活の手応えを感じていた。
中間は坂路で順調に乗り込まれ、調子を上げている。1週前追い切りは坂路で4F54秒5、ラスト1F12秒1をマークした。「春先は坂路でラスト13秒をなかなか切れなかったが、ここへきてずっと12秒台の前半が出ている。前走の馬体増はしっかり調整してのもので、ものすごくデキは良かったからね」と高野調教師は目を細めている。
ここで昨年のシルクロードSに次ぐ重賞を勝てば、同シリーズの王者も視野に入ってくる。鋭い末脚には磨きがかかっており、鮮やかな差し切りを決めるか。(夕刊フジ)
★北九州記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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