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6週のロングランだった中京が終わり、今週と来週は阪神で開催が行われる。20日のメインは牝馬のハンデ重賞「第26回マーメイドS」。堅実な走りを続けるアンドラステに、初タイトル奪取のチャンスが巡ってきた。
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OPに上がってからすべてGIIIに出走し、(4)(3)(10)(2)着。牡馬との混合重賞でも差のないレースをしてきた。牝馬限定戦の前走ターコイズSはスマイルカナとハナ差の2着で、今回は力が入る。
「レースに行って少し乗り難しい面はあるが、牡馬相手の重賞でも、もう少しで勝てるところまで走れている。牝馬限定では力上位だからね」と片山助手はうなずく。
6カ月ぶりの実戦になるが、2週前に坂路で4F52秒4をマーク。1週前はCWコースで一杯に追われ、6F80秒4、ラスト1F11秒5と素晴らしい伸び脚を見せた。
「調教では動くタイプで、休み明けの今回も変わりない動き。順調な仕上がり」と同助手は久々でも力を出せる状態にあることを強調する。
ポイントは、初めて走る2000メートルの距離。これまで、マイルと9Fしか出走経験がないが、同助手は「鞍上(岩田望騎手)もこの馬の特徴はつかんでいるから」と人馬を信頼して送り出す。
持ち前のセンスいい走りで未知の距離もあっさりこなし、重賞タイトルを手中に収めるか。(夕刊フジ)
★マーメイドSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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