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5月29日の中京11Rで行われた第4回葵ステークス(重賞、3歳オープン、芝1200メートル、17頭立て=ロンギングバースが競走除外、1着賞金=3800万円)は、亀田温心騎手騎乗の13番人気レイハリア(牝、美浦・田島俊明厩舎)が抜群のスタートを決めると、外からきたテイエムトッキュウにハナを譲って番手を追走。直線半ばで先頭に立ち、ゴール前ヨカヨカの猛追にあうもハナ差しのいで勝利。13番人気の伏兵馬が激走し、3着にも9番人気馬が入り、3連単145万超の大波乱。デビュー3年目の亀田温心騎手はうれしいJRA重賞初制覇となった。タイムは1分08秒1(良)。
ハナ差の2着にはヨカヨカ(3番人気)、さらに1馬身遅れた3着にオールアットワンス(9番人気)が入った。
◆亀田温心騎手(1着 レイハリア)「道中、行く馬もいたので、番手で行きました。直線に向いても余力はありましたし、どれだけしのげるかでした。最後はヨカヨカのほうがしまいはいい脚できてましたし、勢い的に負けたかなと思ったのですが、あとは祈っているだけでした。同期が今年重賞を勝っていましたし、勝ち星も多い中、こういうチャンスをいただけてその中で結果を出せて良かったです」
葵Sを勝ったレイハリアは、父ロードカナロア、母ライトリーチューン、母の父マンハッタンカフェという血統。北海道新ひだか町・谷岡牧場の生産馬で、馬主は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。通算成績は6戦3勝。重賞は初制覇。葵Sは管理する田島俊明調教師、騎乗した亀田温心騎手ともに初勝利。
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