まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
今週の「馬人」は、クイーンSでスカーレットカラーと昨年のリベンジに燃える岩田康誠騎手(46)=栗・フリー=を取り上げる。今年4月の落馬負傷から驚異的な回復力で復帰したベテランが、騎乗がかなわなかったヴィクトリアマイルの無念を晴らす。
◇
誰よりも強い思いでこの一戦に臨む。スカーレットカラーと再タッグを組む岩田康騎手が、愛馬との重賞2勝目へ並々ならぬ闘志を燃やす。
「けがをしても『乗って』と言ってくれて、うれしかった。応えたい気持ちでやっています」
4月26日の京都競馬で落馬し、右腕や肋骨(ろっこつ)を13本骨折、肺気胸などの大けがを負った。全治4、5カ月の診断を受けたが、懸命なリハビリを行い、わずか1カ月半で回復。6月13日の函館競馬で復帰した。
「これで治まったのは、馬に助けてもらったから」と感謝の言葉を口にし、「外から競馬を見られたことはプラスになったし、自分を見つめ直すいい時間になりました。長く乗れるジョッキー人生でありたい」と、馬に乗れる幸せをひしひしと実感している。
離脱期間には、スカーレットカラーと挑む予定だったヴィクトリアマイルや、天皇賞・春(ユーキャンスマイル)など、GIでも有力馬がスタンバイしていた。
「ヴィクトリアマイルは勝ち負けすると思っていたのに、乗れなかった…。ヴィクトリアと天皇賞は懸けていたし、悔しかった」と無念さをにじませる。
昨年のこのレースは2着。直線で馬群を割って猛追したが、先に抜け出したミッキーチャームにクビ差及ばなかった。
「去年は少し踏み遅れてしまった。休み明けになるけど、いい状態。ベストの1800メートルだし、言い訳はできない。自信を持って行きたい」
昨秋の府中牝馬Sでは、上がり3ハロン33秒2の切れ味で鮮やかに差し切った。再び大舞台を目指すためにも、牝馬同士のGIII戦で主役は譲れない。(斉藤弘樹)
■岩田康誠(いわた・やすなり) 1974(昭和49)年3月12日生まれ、46歳。兵庫県出身。91年に兵庫県競馬組合の清水正人厩舎所属で騎手デビュー。地方通算2941勝の成績を残して、2006年にJRAへ移籍。11、12年にはJRA賞最多勝利騎手を獲得。JRA通算1万3456戦1629勝。重賞は97勝で、うちGIは12年日本ダービー(ディープブリランテ)など25勝(成績は30日現在)。
★クイーンSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|