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春の阪神競馬開幕を飾る阪急杯の追い切りが26日、東西トレセンで行われた。栗東では、重賞2勝目を狙うフィアーノロマーノが坂路で3週連続の好時計。調教評価は最高の『S』で、重賞2勝目へ態勢は万全だ。美浦では、ただ1頭のGI馬ステルヴィオが、Wコースの3頭併せで最先着。9カ月ぶりながら好仕上がりをアピールした。
550キロを誇る迫力満点の馬体が、グイグイと急勾配を駆け上がる。フィアーノロマーノのパワフルな脚取りに、高野調教師が胸を張った。
「2週前、1週前もやっているので、無理せずスッと伸ばして、いい動きでした。もともと出る馬なので時計に驚きはないけど、調教がしっかりできる状態にあります」
いつも通り坂路で1本目をゆったりとキャンターで上がって体を暖めると、2本目は序盤から14秒5-13秒1-12秒1と理想的な加速ラップを刻む。前夜の雨を含んだ重馬場をものともせず、ラスト1ハロンで軽く追われると鋭く伸びて11秒8(4ハロン51秒5)。動き、時計ともに申し分なく、調教評価は最高の『S』だ。12日の2週前に自己ベスト4ハロン49秒7をたたき出し、19日の1週前は50秒9-11秒6。調整過程も文句なしだ。
「筋肉のボリュームを感じます。体重も増えているし、全体的に大きくなりました。特に肩回りや首差しの上半身が分厚くなっています」
前走から2カ月の短期間での急上昇ぶりに、指揮官も目を細める。南半球産の8月生まれで、明け6歳とはいえ実質的には“5歳半ば”。「生まれも遅いし、この馬自体の成長曲線もゆっくりです」とトレーナーがいうように、ようやく本格化の時期を迎えた。
2走前のマイルCSまでは【6・0・0・7】の成績が示す通り、“勝利か惨敗か”が極端だった。ところが、前走の阪神Cは初の2着。出遅れて中団馬群に包まれる苦しい形から、直線でしぶとく脚を伸ばして激しい2着争いを制した。「ああいう競馬でも走れたのは収穫。以前は嫌なことがあると集中できないところがありましたが、ストレスに強くなりました。いろいろ充実してきましたね」と高野調教師。馬体に加え、精神面も大人になりつつある。
「阪神も合っているし、条件はベスト。ここを走って、その結果次第で(今後を)考えたい」
次走は未定だが、2つめの重賞タイトルを手にすれば、再びGIの大舞台も見えてくる。充実一途の豪州産の大器が、短距離界の新星に躍り出る。(斉藤弘樹)
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