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【函館SS】レース展望
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函館2週目の日曜メインは北海道シリーズ最初の重賞で、サマースプリントシリーズ初戦(全6戦)の函館スプリントS(21日、GIII、芝1200メートル)。2013年以降、1番人気が連対すらしていない荒れるレースとしても知られる。例年は開幕週に組まれているが、今年は開幕が1週前倒しされたため、2週目の開催となった。それでも、馬場がいい時期に行われることに変わりはなく、傾向としては先行有利だろう。
今年、最有力なのはダイアトニック(栗東・安田隆行厩舎、牡5歳)。重賞勝ちは昨年のスワンSだけだが、今年は京都金杯2着、阪急杯2位入線後3着降着、そして高松宮記念でも3着と安定した力を発揮している。特に高松宮記念は1位入線4着降着のクリノガウディーに進路を妨害される不利があったもの。手応え的には十分、勝ち負けを狙えた。今回は賞金別定で他馬より1~4キロ重い58キロを背負うのが鍵。過去に経験したことのない斤量なので、最後のひと伸びに影響するかどうかだろう。
フィアーノロマーノ(栗東・高野友和厩舎、牡6歳)は、阪急杯でダイアトニックに前をカットされたことが響いて3位入線、繰り上がり2着。マイラーズCを右前肢跛行で競走除外となったが、立て直して順調に調整されている。初めての1200メートル戦で、スピード勝負への対応は未知だが、陣営としては「一度試してみたかった」ということで、勝算ありの参戦だ。
ダートから芝に路線を転向し、しかも1200メートルでオープン・北九州短距離S勝ちと頭角を現してきたシヴァージ(栗東・野中賢二厩舎、牡5歳)。最近はスタートがひと息なことも多いが、逆にそれによって爆発的な末脚を引き出せるようになった。高松宮記念も上位からはやや離されたものの、メンバー最速タイの3ハロン33秒1の脚で5着まで押し上げてきたように、有力勢とも互角に戦える下地はある。雨でも降って時計がかかる馬場になればなおいいだろう。
昨年の京阪杯勝ち馬ライトオンキュー(栗東・昆貢厩舎、牡5歳)は、それ以来約7カ月ぶりの実戦になる。目標にしていたドバイのアルクオーツスプリントが中止になったため、現地まで行って、出走せずに帰ってくる憂き目にあったのはアーモンドアイと同じパターン。当然、体調面の影響が心配されたが、1週前追い切りでは栗東の坂路を4ハロン49秒4-12秒9と破格の時計で駆け上がっており、仕上がりに不安はなさそうだ。昨年は禁止薬物問題で不運にも競走除外となっており、1年越しのリベンジを狙う。
シルクロードS2着の実績があるエイティーンガール(栗東・飯田祐史厩舎、牝4歳)、同じ舞台で行われた3勝クラスのUHB杯を快勝して連闘で挑むジョーマンデリン(栗東・清水久詞厩舎、牝4歳)なども争覇圏内。
以上は関西馬だが、関東馬では3勝クラスの芝1400メートル戦・晩春Sを勝ったスイープセレリタス(美浦・藤沢和雄厩舎、牝4歳)が函館入り。1200メートル戦は初めてだが、着実に力をつけており、1400メートルでは(3)(1)(1)着。1600メートルより安定した内容から、さらなる距離短縮も合うかもしれない。昨年はタワーオブロンドン(函館SS3着、キーンランドC2着、産経賞セントウルS勝ち)をサマースプリントシリーズチャンピオンに就かせた藤沢和調教師が「洋芝は合うと思う」と期待を持って送り出す。
もう1頭、関東の注目はマリアズハート(美浦・菊沢隆徳厩舎、牝4歳)。大事に使われていてまだ7戦しかしていないが、崩れたのは勝負どころで不利があった葵S(12着)だけ。前走のリステッド・春雷Sは昇級初戦だったが、後方からメンバー最速の上がり3ハロン33秒1の脚でハナ差の2着まで追い上げた。一気に加速するタイプで、小回り向きの末脚の持ち主。メンバーは強くなるが、展開次第で上位に食い込む力はある。
★函館スプリントSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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世界の安田隆行先生のダイアトニック
ジョッキーとしても調教師としてもスプリント路線で超一流