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春の京都の開幕を飾るのは安田記念の前哨戦となる「第51回マイラーズC」(26日)。ここ2走7F重賞で連続2着だったフィアーノロマーノがマイルに戻して突き抜けることができるか、注目だ。
一昨年暮れのファイナS(7F)で5勝目をあげたあと、ダービー卿CTに挑戦して見事重賞初制覇。そのあとはGIの安田記念に挑んで14着、マイルCSでも13着と惨敗してしまったため、気合を取り戻すべく7Fの阪神C、阪急杯を走って(2)(2)着と期待どおりの成績をあげてきた。
「阪神Cは出遅れて道中でもまれながらも、最後は伸びてきた。阪急杯は前をカットされたけどゴール前で盛り返した」と、高野調教師はあきらめない精神面での成長を感じ取った。
重賞2勝目へ、状態は申し分ない。先週は坂路4F51秒5-37秒8-12秒6をマークし、「前走が非常にいい状態だったので大きくは変わらないが、坂路でしっかり動けたし、好調をキープ」と自信満々の仕上がりだ。
トレーナーは「7Fで一番いいパフォーマンスができることは間違いない」と言うものの、全6勝のうちマイル4勝は胸を張れるもの。
「最近はもまれ弱さが解消して、馬群のなかでも我慢が利くようになった。マイルでもいい競馬をしてほしい」と、再びGIに向かうための快勝を期待している。(夕刊フジ)
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