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1週間の密着取材でGIの勝ち馬を探し出す好評企画『東西現場記者走る』。宝塚記念は大阪サンスポ・山口大輝記者(27)が担当する。3日目は海外遠征帰り初戦となるスワーヴリチャードの追い切りをチェック。M・デムーロ騎手が志願して騎乗したが、落ち着いた走りで順調に消化することができた。GI初制覇の大阪杯と同じ阪神コースなら、2つめのタイトル奪取の可能性もありそうだ。
いつもながら、GIの追い切り日は気持ちが引き締まる。宝塚記念出走予定馬の多くは1週前の段階で態勢を整えているが、それでも最終調整には注意が必要。その中でも、この日はスワーヴリチャードに目をつけた。
火曜の陣営取材で、M・デムーロ騎手が志願して追い切りに乗ると聞いていた。長く主戦を務めていたが、前走のドバイシーマクラシックはモレイラ騎手で3着。今回はコンビ復活で、ましてGI。それだけ気合も入っているのだろう。
朝一番のCWコースで、と聞いて張り込んでいたが姿が見えない。不安になっていると、芝コースを気持ちよさそうに走るリチャードを発見した。直線はこの馬らしい全身を使ったフォームで疾走。6ハロン80秒7-12秒3と時計は平凡だが、2週前(83秒4)、1週前(81秒2)と2週連続でCWコース6ハロン追い切りを施されており、きっちり仕上がった印象だ。
あとはM・デムーロ騎手のジャッジが気になるところ。共同会見では「いい追い切りでしたね。今はすごく落ち着きがあっていいですね」と好感触を伝えており、海外競馬から帰国初戦でも、前走のダメージはなさそうだ。会見場を出たあと、タイミングを見計らって直撃。まずは、志願の理由をたずねた。
「すごく乗りたかったですね。この馬で何回も失敗した。(久しぶりの騎乗で)いろいろと確認したかった」と真剣な表情で教えてくれた。さらに「前はゲートでイライラしていたけど、大人になって落ち着いているね」と精神面での充実ぶりを実感していた。
鞍上の思いに応えるべく、陣営も工夫をこらした。CW→芝コースに予定が変わった理由について、庄野調教師は「芝なら、そこまで速い時計になってもCWより負荷がかからないからね」とうなずいた。体重の軽い騎手が乗ると、助手が騎乗した場合より時計が出すぎて、オーバーワークになることもある。万全を期すための策だが「(芝コースが)慣れないからか、物見をしていたね。それが逆にちょうどよかったのかも」と馬をリラックスさせる、思わぬ副産物もあったようだ。
7戦【2・2・2・1】の東京でこそ、というイメージが強いが、阪神はGI勝ちの大阪杯を含めて3戦2勝2着1回と、さらに得意としている。M・デムーロ騎手に「もうひとつGIを取れる馬か?」とたずねたときの「もちろん!!」という力強い言葉が印象的だった。
ようやく密着も折り返し。ここからもう一段階ギアを上げて取材を進めたい。 (山口大輝)
現場記者走るとは 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポの精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。山口記者は前回、天皇賞・春を担当し、◎グローリーヴェイズが2着。1着(△△)フィエールマンとの馬連で3万5600円の的中馬券を読者に贈っている。
★宝塚記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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