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5月12日の東京11Rで行われた第80回オークス(GI、3歳オープン、芝2400メートル、牝馬、18頭立て、1着賞金=1億1000万円)は、ミルコ・デムーロ騎手騎乗の1番人気ラヴズオンリーユー(栗東・矢作芳人厩舎)が中団待機から直線内で粘る12番人気のカレンブーケドールとの叩き合いをクビ差制して優勝、2006年のカワカミプリンセス以来となる無敗(4戦4勝)での戴冠となった。タイムは2分22秒8(良)はオークスレコード。ミルコ・デムーロ騎手はこの勝利で史上10人目となるクラシック完全制覇を果たした。クビ+2馬身半差の3着にはクロノジェネシス(2番人気)が続いた。
オークスを勝ったラヴズオンリーユーは、父ディープインパクト、母ラヴズオンリーミー、母の父ストームキャットという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主はDMMドリームクラブ(株)。通算成績は4戦4勝。重賞初制覇。オークスは、矢作芳人調教師、ミルコ・デムーロ騎手ともに初優勝。
◆ミルコ・デムーロ騎手(1着 ラヴズオンリーユー)「ペースが遅くて4コーナーでは思っていたより(位置取りが)下がっていたけど、直線の坂を上がってからはずっと伸びてくれました。とても瞬発力がすごい。負けたことがないように気持ちがとても強い馬。ボクと一緒(笑)。応援ありがとうございました」
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