まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
2024年12月14日(土) | ターコイズS G3 |
---|---|
2024年12月15日(日) | 朝日杯フューチュリティS G1 |
着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 5 | 牡4 | 58.0 | 武豊 | 栗 友道康夫 | 506(+2) | 2.30.9 | 5.2 | 2 | 34.3 | ⑬⑬⑧③ | |||
2 | 8 | 16 | 牝4 | 56.0 | C.ルメー | 美 高柳瑞樹 | 494(-2) | 2.31.0 | 1/2 | 8.6 | 7 | 34.8 | ②②②② | ||
3 | 2 | 4 | 牡5 | 58.0 | 横山和生 | 美 栗田徹 | 474(-2) | 2.31.2 | 1 | 8.3 | 6 | 36.2 | ①①①① | ||
4 | 5 | 10 | 牡4 | 58.0 | 横山武史 | 栗 杉山晴紀 | 474(+6) | 2.31.2 | アタマ | 3.6 | 1 | 34.4 | ⑯⑯⑫⑨ | ||
5 | 1 | 2 | 牡5 | 58.0 | 松山弘平 | 栗 藤原英昭 | 454(--) | 2.31.2 | クビ | 44.6 | 8 | 34.8 | ④④⑤⑥ | ||
6 | 7 | 13 | 牡3 | 56.0 | R.ムーア | 美 堀宣行 | 498(+18) | 2.31.5 | 1 1/2 | 7.1 | 5 | 34.9 | ⑨⑨⑧⑨ | ||
7 | 6 | 12 | 牝6 | 56.0 | L.モリス | 美 手塚貴久 | 476(--) | 2.31.6 | 3/4 | 171.9 | 14 | 35.2 | ⑥⑥⑤⑥ | ||
8 | 1 | 1 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 美 手塚貴久 | 466(+2) | 2.31.6 | アタマ | 6.5 | 4 | 34.8 | ⑩⑩⑫⑫ | ||
9 | 6 | 11 | 牝3 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 友道康夫 | 474(-10) | 2.31.6 | クビ | 93.2 | 11 | 35.3 | ⑤⑤②③ | ||
10 | 2 | 3 | 牝6 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 池上昌和 | 452(+2) | 2.31.7 | クビ | 193.2 | 16 | 34.7 | ⑭⑬⑯⑯ | ||
11 | 4 | 7 | 牡6 | 58.0 | 石橋脩 | 栗 上村洋行 | 506(+2) | 2.31.8 | 1/2 | 133.5 | 13 | 35.1 | ⑥⑥⑪⑫ | ||
12 | 8 | 15 | 牝5 | 56.0 | 池添謙一 | 美 尾関知人 | 456(--) | 2.31.8 | クビ | 6.5 | 3 | 35.4 | ⑥⑥⑤⑥ | ||
13 | 4 | 8 | 牝4 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 相沢郁 | 448(+6) | 2.31.8 | クビ | 65.1 | 10 | 34.9 | ⑭⑬⑮⑫ | ||
14 | 7 | 14 | 牡4 | 58.0 | B.ムルザ | 栗 池添学 | 464(-6) | 2.31.9 | 1/2 | 129.5 | 12 | 35.7 | ③③②③ | ||
15 | 3 | 6 | 牡6 | 58.0 | T.マーカ | 栗 大久保龍 | 500(+6) | 初B | 2.32.4 | 3 | 47.4 | 9 | 35.6 | ⑩⑩⑫⑫ | |
16 | 5 | 9 | 牡6 | 58.0 | 坂井瑠星 | 栗 友道康夫 | 472(-4) | 2.32.4 | ハナ | 187.9 | 15 | 35.9 | ⑩⑩⑧⑨ |
ラップタイム | 7.0 - 11.3 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 12.2 - 12.5 - 11.9 - 12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 12.2 |
---|---|
前半 | 7.0 - 18.3 - 30.2 - 42.2 - 54.2 |
後半 | 60.1 - 47.9 - 35.9 - 23.9 - 12.2 |
■払戻金
単勝 | 5 | 520円 | 2番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 230円 | 3番人気 |
16 | 240円 | 5番人気 | |
4 | 330円 | 7番人気 | |
枠連 | 3-8 | 980円 | 2番人気 |
馬連 | 5-16 | 2,730円 | 15番人気 |
ワイド | 5-16 | 930円 | 13番人気 |
---|---|---|---|
4-5 | 1,210円 | 17番人気 | |
4-16 | 1,720円 | 21番人気 | |
馬単 | 5-16 | 4,380円 | 23番人気 |
3連複 | 4-5-16 | 8,050円 | 28番人気 |
3連単 | 5-16-4 | 42,110円 | 159番人気 |
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
土曜日の中山芝のレース結果、近年の有馬記念の結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
中山競馬場はAコース開催の4週目。月曜日から金曜日までの間、雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。ちなみに、寒波の到来に備えて、この中間の散水作業は控えめ。しかしながら、気温が低く霜が降りたためか、朝の段階では馬場の表面が若干しっとりした状態だった。
土曜日の芝平地競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は3、1、2、8、2番手。最後の直線で、内側に進路をとった馬たちの健闘が目を引いた。その一方、馬場の3分から中央寄りを通る待機組の勢いが増してきている。内寄り主導のコンディションだった、これまでとは様子が変わりつつあるようだ。
日曜日開催中の降水確率は20%前後(24日7時の時点)。ただ、予報通りであれば雨が降ったとしても、開催中の雨量はそれほどでもなさそうで、馬場に深刻な影響を与えるほどではないものと思われる。とはいえ、先述したように転換期を迎えつつあるのは確か。トラックバイアスが変化する可能性も十分にあり得る。
従って、これまでと同様の内側主導の状況を、そのまま有馬記念に当てはめるのは早計のように思える。いずれにせよ、現時点(本稿執筆段階)では判断するに難しい。悩ましいが、戦法や枠順に固執せず、当日の馬場状態を観察しながら、その時の状況に合わせて、柔軟に対応するのが正解ではないか。
なお、近年の有馬記念は、斤量が前回よりも減っていた馬の活躍が顕著。過去5年の1~2着馬すべてが、この条件をクリアしていた。内外や前後のバイアスに関係なく、負担重量の軽くなった馬が存在感を発揮する傾向が非常に強い。今年も当てはまる馬は、高く評価してしかるべきだ。
また、決め脚の有無も大事な要素のひとつ。過去5年の1~2着馬10頭はいずれも、同年のJRA重賞において、上がり3Fタイム順位が2位以内となった経験のある点で共通する。先行粘り込みがまったくダメというわけではないだろうが、近いところでメンバー上位の末脚を繰り出した馬が、幅をきかせているのは事実。絞り込みの際に押さえておきたいポイントといえよう。
今回の出走メンバーで要点(負担重量+同年のレース内容)を満たしているのは、①ソールオリエンス、⑬タスティエーラ、⑮スルーセブンシーズ。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×若駒マイスター「柿谷陽介」が有馬記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(若駒マイスター) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
日曜日に行われる有馬記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。
※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階
①ソールオリエンス【A】
美浦W単走(20日)。この馬とすれば落ち着いて走れているし、コーナリングと手前変換もスムーズ。フォームのバランスがいいし、体の使い方も柔らかい。集中力が高く、ラストの軽い促しにも素早く対応していた。もともと稽古映えする馬ということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。好ムード。
②シャフリヤール【B】
中山芝単走(21日)。確認程度の内容。四肢のさばきは素軽く、前後のバランスも整っている。もう少し肩ムチに対する反応に鋭さが欲しいが、肩ムチにまったく反応せず→強い尻ムチでようやく反応、という感じだった今夏の札幌記念当時と比べれば、様子は良くなっている。異例の調整過程ではあるものの、悪くない状態。
③ホウオウエミーズ【B】
美浦W単走(20日)。鞍上の仕掛けに対して瞬時に反応できないのは相変わらずだが、ギアが上がってからの力強さと柔軟性を兼ね備えた脚さばきは上質。推進力も前方にしっかりと伝わっている。大きな上積みまではどうかも、デキ落ちという印象はまったくない。依然として好調域にある。
④タイトルホルダー【B】
美浦W併走(20日)。1週前は手前変換の際にバランスを崩し、今回は鞍上が手前替えを促してもなかなか切り替わらない。2週続くのは珍しいことでもあり、その点に関しては割引材料。とはいえ、ゴールに向かって脚勢はどんどん増していたし、首をグッと突き出す走りは好調時を思わせるもの。完璧とはいかないまでも、それなりに整えてきた感を受ける。
⑤ドウデュース【B】
栗東P併走(20日)。相変わらず稽古での動きは良く映る。推進力の強さだけをとれば、秋以降では一番かもしれない。ひとつ気になるのは、最後まで右手前のままだったこと。弥生賞や皐月賞、京都記念といった右回りのレースに臨む際の当該週では、不得手な右→左の手前変換をそれなりにこなしていた。その点を考慮すると、A判定を打つには躊躇してしまう。
⑥ディープボンド【C】
栗東CW単走(20日)。持ち前の完歩の大きな走りは健在だが、少し動きに重さを感じるし、鞍上の仕掛けに対する反応も遅い。もともとマイペースの側面が強い馬とはいえ、トビの大きさと反応のシャープさが両立した良い頃の気配を思うと、どうしても物足りなさを覚えてしまう。評価は上げづらい。
⑦アイアンバローズ【C】
栗東坂路単走(20日)。緩さや重さを感じた、1週前よりキビキビと登坂できているのは良い傾向。その一方、少し煩い仕草を見せ、頭の位置や振り幅が安定していないのは気になるところ。また、前走の最終追い切り時と比べて、体の柔軟性も低いように映る。濃いメンバーがそろったG1で、五分に渡り合える状態にあるかといえば疑問符がつく。
⑧ライラック【B】
美浦坂路単走(20日)。1週前の動きを確認する限りは、前回のほうが走りに余裕があったように思える。だが、今週はその懸念を払拭するかのごとく、力強い脚どりで活気良く登坂。ラストで苦しくなりかけたが、鞍上の肩ステッキにこたえていい踏ん張りを見せた。このひと追いで仕上げは間に合いそうだ。
⑨ヒートオンビート【C】
栗東坂路併走(20日)。四肢のさばきこそ力強いが、鞍上の仕掛けに対する反応が薄く、ラストの伸びは今ひとつ。パートナーに少し待ってもらったにもかかわらず、体勢不利の形でのゴールとなった。稽古にムラがあるタイプという点を考慮しても、評価しにくい部分が多いように思える。このひと追いでどこまで変わるか。
⑩ジャスティンパレス【B】
栗東坂路単走(20日)。当該週を坂路でサラッと流す程度の内容は前回と同じ。当時よりも四肢のさばきが素軽くなり、体の使い方も良くなった。気負いがなく、集中力も高い。絶好調だった、今春の気配を取り戻してきている。レース当日までの微調整でさらに上向くようなら、昨年7着敗退のリベンジを果たす場面があってもいい。
⑪ハーパー【C】
栗東CW単走(20日)。姿勢高めの走りだが、もともとそういう馬。それ自体を深刻にとらえる必要はない。ただ、ゴールに近づくにつれて、より頭の高さが目立つようになっていたのは気がかり。歩様は軽やかでスムーズなのだが……。良くも悪くも平行線といった印象。相手関係が一段と強化される有馬記念で、前回を超えるパフォーマンスまではどうか。
⑫ウインマリリン【B】
美浦W単走(20日)。1週前にソールオリエンスと併せたことがカンフル剤になったのか、緩慢な面が目についた当時より動きがグンと向上。前肢を大きく使って、この馬らしい伸びやかな走りを見せた。最後まで低い姿勢を維持できていた点も好印象。着実に下地は整ってきている。ぞんざいには扱えないだろう。
⑬タスティエーラ【A】
美浦W併走(20日)。やや耳がふわふわしていたが、日本ダービーの当該週も似た感じだったので、時折見せる癖のようなもの。過度に気にする必要はない。強い前進気勢を出しつつも、鞍上の制御がしっかりきいているのは良い傾向。フットワークには力感があり、推進力もじゅうぶん。フォームも安定している。好仕上がり。
⑭プラダリア【B】
栗東CW単走(20日)。適度な前進気勢を保ち、首をリズム良く使って走ることができている。軸ブレの少ないフォームは見映えが良く、フットワークの安定性も高い。ラストは少し脚勢が衰えかけたが、それでも鞍上の仕掛けに応じて簡単に止まらなかった点は評価できる。この馬なりにいい仕上がりではないか。
⑮スルーセブンシーズ【A】
美浦W単走(20日)。強い前進気勢を見せていたものの、じゅうぶんに鞍上がコントロールできる範囲内。前肢を大きく使った走りは躍動感たっぷり。ラストにかけての推進力ある動きも目を引く。調教場所こそ違えど、宝塚記念の当該週よりも気配は良く映るくらい。このまま順調なら、いい状態で本番に臨めそうだ。
⑯スターズオンアース【B】
美浦W併走(20日)。気持ちフットワークが細かく映るが、反応を確かめる程度の内容、そして中山内回りのレースに挑むことを思えば、目くじらを立てる必要はないだろう。動きそのものは素軽く、手前変換後の反応も良かった。もっと上の走りがある馬ゆえ、評価はBにとどめておくが、雰囲気は決して悪くない。
アイアンバローズ・上村調教師「坂路で調整程度。前走よりいいし、スタミナを生かしたい」
ウインマリリン・手塚調教師「調教の雰囲気がいいときは走るタイプ。今回はいいと思う」
ジャスティンパレス・杉山晴調教師「ふっくらして精神面の余裕が増した。昨年以上の結果を」
スターズオンアース・ルメール騎手「早い時期に完成してずっと高いレベルで安定している。勝つ自信はあります」
スルーセブンシーズ・尾関調教師「海外遠征を経験して心身ともに成長。コース形態も合う」
ソールオリエンス・手塚調教師「しっかり負荷をかけた。おつりのない仕上げで送り出す」
タイトルホルダー・栗田調教師「時計的にも走れているし、いい調教。この馬らしい競馬を」
タスティエーラ・堀調教師「カイバ食いが良くなり、力強さも出た。体調が良くなった印象」
ディープボンド・大久保調教師「ブリンカーはレースでも着ける予定。いい状態をキープ」
ハーパー・友道調教師「体が増えて成長。斤量差もあるし、100%以上の力を出してくれる」
ヒートオンビート・友道調教師「前走はハンデを背負いながらいい競馬をした。課題は集中力」
プラダリア・池添調教師「この時季が合うのか、馬体の張りや毛ヅヤが目を見張るほどいい」
ホウオウエミーズ・池上調教師「6歳でもコンスタントに走っている。いい状態で出せる」
ライラック・相沢調教師「デキはいい。輸送距離が短い分、体重を増やして出せると思う」(夕刊フジ)
2013年以降(過去10年)の3着以内馬延べ30頭の馬齢を見ると、3~6歳の範囲。ただし、6歳の複勝圏入りは、過去の有馬記念で3着以内に入った経験がある馬のみ。3歳の好走(3着以内)は、牡馬クラシックレースでの連対(2着以内)歴がある馬、もしくは牡馬クラシックレースで単勝1番人気に支持されたことのある馬に限られる。気にとめておきたい傾向といえよう。
(減点対象馬)
③ホウオウエミーズ ⑦アイアンバローズ ⑨ヒートオンビート ⑪ハーパー ⑫ウインマリリン
2013年以降の1~3着馬延べ30頭の前走使用レースを確認すると、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、菊花賞、エリザベス女王杯、凱旋門賞、コックスプレート、アルゼンチン共和国杯、金鯱賞(11月下旬施行時)の8競走に絞られる。これ以外のステップで臨んだ馬は複勝圏に届いていない。
(減点対象馬)
②シャフリヤール ③ホウオウエミーズ ⑦アイアンバローズ ⑫ウインマリリン ⑭プラダリア
前走の着順に関しては、ジャパンカップ・菊花賞・凱旋門賞なら不問。ジャパンカップ・菊花賞・凱旋門賞組以外の場合は、エリザベス女王杯が7着以内、天皇賞(秋)は6着以内、金鯱賞(11月下旬施行時)は3着以内、コックスプレート・アルゼンチン共和国杯は1着がひとつの基準。2013年以降、この条件を満たしていなかった馬は、みな複勝圏外に敗れている。
(減点対象馬)
②シャフリヤール ③ホウオウエミーズ ⑦アイアンバローズ ⑨ヒートオンビート ⑫ウインマリリン ⑭プラダリア
前走の単勝人気については、エリザベス女王杯・金鯱賞(11月下旬施行時)であれば8番人気以内、菊花賞が7番人気以内、凱旋門賞は6番人気以内、天皇賞(秋)・ジャパンカップは5番人気以内、コックスプレート・アルゼンチン共和国杯の場合は1番人気が一応の目安(海外戦については、JRA単体の勝馬投票券発売分における単勝人気順が対象)。2013年以降の1~3着全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
②シャフリヤール ③ホウオウエミーズ ⑥ディープボンド ⑦アイアンバローズ ⑨ヒートオンビート ⑩ジャスティンパレス ⑫ウインマリリン ⑭プラダリア
2013年以降、近2走とも着順が3着以下、かつ近2走ともにタイム差0秒7以上の敗退を喫していた馬が、有馬記念で3着以内に入ったケースはゼロ。勝ち負け争いから遠ざかっている馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
⑤ドウデュース
2013年以降、近2走内に国内のレースで単勝2桁人気の低評価を受けたことのある馬が、当レースで複勝圏入りを果たした事例は皆無となっている。該当馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
⑦アイアンバローズ ⑧ライラック ⑮スルーセブンシーズ
ウマニティに会員登録(無料)すれば、高精度スピード指数・U指数を重賞全レースでチェックできるほか、全国トップランカー予想家たちの予想閲覧、あなただけの予想ロボット作成機能など、予想的中・予想力アップに役立つ20以上のサービスを無料で利用することができます。
U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
---------------------
まず、高いU指数の出にくい3歳馬については、古馬と分けて考える必要がある。2018年1着のブラストワンピース(14位、3番人気)、2019年2着のサートゥルナーリア(9位、3番人気)、2021年1着のエフフォーリア(2位、1番人気)、2022年1着のイクイノックス(2位、1番人気)など、直近5年で馬券に絡んだ3歳馬6頭のうち、5頭は4番人気以内となっている。3歳馬は指数順位にかかわらず、上位人気だけを押さえておくという方針でOKだ。
今年はダービー馬の6位⑬タスティエーラ(100.0)と、皐月賞馬の7位①ソールオリエンス(99.4)が4番人気以内確実という状況。馬券妙味は薄くなってしまうが、この2頭はしっかり押さえておく必要があるだろう。
古馬に関しては、時に低指数の人気薄が台頭するケースもあるものの、基本的に指数上位馬を評価するスタンスで問題ない。鞍上が主戦の武豊騎手に戻って巻き返しを期す1位⑤ドウデュース(103.9)と、どんな条件のレース、どんなメンバー構成でもつねに3着以内を確保してくれる2位⑯スターズオンアース(103.1)の上位2頭を、順当に注目馬として取り上げたい。
中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残してきた血統を評価しやすい。とくに2012年2着オーシャンブルー(母プアプー)・10番人気、2017年2着クイーンズリング(父マンハッタンカフェ)・8番人気、2020年2着サラキア(母サロミナ)・11番人気など、ドイツをルーツとする牝系血脈を持つ人気薄の激走が目立つ。
ほか、近年は勝ち馬の多くが母系からスピードを補う配合のかたちをしていることも特徴的。そのなかでも、サクラバクシンオー(2017年キタサンブラック)、キングカメハメハ(2018年ブラストワンピース)、American Post(2019年リスグラシュー)、クロフネ(2020年クロノジェネシス)、キングヘイロー(2022年イクイノックス)など、マイル以下のG1で勝利実績のある種牡馬を母の父に持つ馬が有力だ。
タスティエーラは、父サトノクラウン×母パルティトゥーラ(母の父マンハッタンカフェ)。注目したいのは母の父に配されたマンハッタンカフェの血脈で、同馬自身が現役時に01年有馬記念を制するほか、過去には同じ牝馬を祖とするブエナビスタやサラキアも好走。なお、種牡馬としては17年2着クイーンズリングを出している。一方、シュヴァルグランやクロノジェネシスを引き合いに出せば、本馬はMachiavellianの血を引くことも強調しやすい。
ソールオリエンスは、父キタサンブラック×母スキア(母の父Motivator)。父は17年有馬記念の勝ち馬であり、15年3着、16年2着と3年連続で3着内に好走していたことも特筆できる。その産駒から昨年の勝ち馬イクイノックスが出たことは記憶に新しいところだが、同馬の母の父キングヘイローと本馬の母の父MotivatorはLady Be Goodを牝祖とする遠縁にあたり、幅広い距離適性、マイル以下のG1で勝利実績があることにも共通点を見出せる。
ライラックは、父オルフェーヴル×母ヴィーヴァブーケ(母の父キングカメハメハ)。父は11&13年と隔年で有馬記念を制するほか、09年ドリームジャーニーとの兄弟制覇を果たすなど、「ステイゴールド×メジロマックイーン」の配合を周知させた存在。一方、本馬は兄妹でそろって好走したダイワメジャー(06年3着&07年3着)、ダイワスカーレット(07年2着&08年1着)と同じスカーレットインクの末裔であることも気に留めておきたい。
着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上3F | U指数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 9 | クロノジェネシス | 北村友一 | 2:35.0 | 2.5 | 1 | 36.2 | 104.8 | |
2 | 14 | サラキア | 松山弘平 | 2:35.0 | クビ | 74.9 | 11 | 35.4 | 104.8 |
3 | 13 | フィエールマン | C.ルメール | 2:35.1 | クビ | 3.5 | 2 | 36.5 | 104.4 |
4 | 7 | ラッキーライラック | 福永祐一 | 2:35.5 | 2 1/2 | 8.1 | 4 | 36.5 | 102.5 |
5 | 5 | ワールドプレミア | 武豊 | 2:35.6 | 1/2 | 13.5 | 5 | 36.3 | 102.1 |
5 | 10 | カレンブーケドール | 池添謙一 | 2:35.6 | 同着 | 7.9 | 3 | 36.8 | 102.1 |
古馬王道路線を歩んできた猛者と3歳の一流どころが一堂に会す、一年の総決算。テンポイントが宿敵・トウショウボーイとの死闘を制した第22回(1977年)、競走馬としての衰えを隠せず精彩を欠いていたオグリキャップが、最後の闘志を燃やして新興勢力をねじ伏せた第35回(1990年)、その絶対的な強さで人々に勇気を与え続けた英雄・ディープインパクトの完璧なラストラン(第51回・2006年)など、競馬史に残る名場面は数えきれない。第58回(2013年)は、引退レースとして臨んだ三冠馬オルフェーヴルが4コーナーで他馬をひとまくりすると、最後は2着馬に8馬身の差をつけてゴール。鞍上・池添謙一騎手による思いのこもった勝利騎手インタビューとともに、オルフェーヴルの雄姿は熱い記憶として競馬ファンの心に刻み込まれた。