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第35話 「CBC賞」
好みは中距離戦のエプソムCなのですが、正直府中は食べ過ぎて満腹です。
違うジャンルのものを食したいので京都のCBC賞にします。
今年は京都で行われるので過去の傾向はそれほど参考にはなりません。
どう紐解いて行くかというのがポイントか。
先週の京都芝12コースは未勝利戦で1分08秒5、3歳1000万で1分08秒0という速い時計。
ここから考えれば今年のCBC賞は1分7秒前半ぐらいの時計が予想されます。
しかし、このコースでそんな走破時計での決着は近年ほとんど存在しません。
今年の4月に行われたオーストラリアT(古馬OP)ぐらいです。
このコースで行われる重賞は11月末の最終週に行われる京阪杯、そして2月に行われるシルクロードSの2番組です。
馬場的にどちらも時計が速くなりにくいレースと言えるでしょう。
ではその2レースの平均ラップを見てみましょう。
【京阪杯】
33.83-34.15 =1.07.98 △2△2△8 (+0.33)
【シルクロードS】
33.92-34.50 =1.08.42 △1△4△6 (+0.58)
(括弧内の数字は前後半3F差)
特徴的なのは「テンの3Fの遅さ」です。
開催時期やメンバー構成という要因もあるとは思いますがコースレイアウトの影響が考えられます。
京都芝12コースはスタートして直ぐに(内回りの)坂の上り下りが存在します。
大雑把に書くと
スタートダッシュ(1F目)→坂の上り(2F目)→坂の下り(3F目)→上がり3F
というコースレイアウトです。
(詳しくはJRAの公式サイトのコース図をご覧下さい)
http://www.jra.go.jp/facilities/race/kyoto/course.html
ガンガンには飛ばしにくいコースと言えます。
このコースの近年のクラス別の平均ラップは以下の通り(良馬場限定)
古馬1000万 34.01-34.58 =1.08.59 △3△1△5 (+0.56)
古馬1600万 34.01-34.47 =1.08.47 △1△3△5 (+0.46)
古馬OP 34.01-34.30 =1.08.31 △2△2△6 (+0.29)
テンの3Fの平均が全て同じ数字となっています。
つまりクラスが上がるにつれて上がり3Fの勝負になりやすい傾向にあるということです。
上級クラスのスプリント戦の場合、脚を溜めながら逃げる馬というのはあまりいません。
テンの3Fで脚を使ってリードを確保し、上がりの3Fでは我慢比べ、というのがスタンダードです。
なのでこのコースでの重賞レースは上がり3つで勝負する差し馬の方が有利と言えます。
(注意 今回のCBC賞は別かもしれません)
今回重要なのは脚質の有利不利なのではなく「クラスが上がってもテンの3Fはそれほど速くならない傾向にある」ということです。
先週同コースで行われた2レースのテンの3Fが共に33.5秒でした。
そこから考えればCBC賞のテンの3Fは33.3秒前後になるのではないでしょうか。
となると想定ラップは
33.3-34.0 =1.07.3 (+0.7)
辺りが有力ではないでしょうか。
このラップバランスで過去に好走例のある馬はヘッドライナー、アポロフェニックス、モルトグランデの3頭が該当します。
但し、上記に書いた4月に行われたオーストラリアTのラップが
32.9-34.6 =1.07.5 (+1.7)
となっていて、このレースで逃げたケイアイアストンや2番手追走のセブンシークィーンが出走予定となっているのでこのレース同様33.0秒を切ってくる可能性も十分考えられます。
その展開になるとサンダルフォン、シンボリグラン、メリッサ、ピサノパテックなどが好走歴があります。
あとは単純に1.07.5以下の持ち時計がある馬は上記以外の馬ではコスモベル、カノヤザクラ、ベストロケーションの3頭がいます。
このレースで一気にパフォーマンスを上げてくる馬もいるかもしれませんが過去の実績からはこれらの馬が有力かと思われます。
レースの展開(時計)が想定通りならばという条件付きですけど。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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