ラッキーバブルズ(競走馬)

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写真一覧
抹消  栗毛 2011年10月16日生
調教師K.ルイ
馬主ラッキー・シンジケート
生産者
生産地
戦績 1戦[0-0-0-1]
総賞金0万円
収得賞金0万円
英字表記Lucky Bubbles
血統 (No Data) (No Data)
(No Data)
(No Data) (No Data)
(No Data)
兄弟
市場価格
前走 2018/09/30 スプリンターズS G1
次走予定

ラッキーバブルズの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
18/09/30 中山 11 スプリンター G1 芝1200 1671429.89** セ7 57.0 B.プレブK.ルイB 492
(+15)
-- ----⑨⑭止ファインニードル

ラッキーバブルズの関連ニュース

 第52回スプリンターズステークス(30日、中山11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・外1200メートル、1着本賞金1億1000万円 =出走16頭)秋のGI開幕戦は、川田将雅騎乗で春の高松宮記念を勝ったファインニードルが、1番人気に応えて史上5頭目の春秋スプリントGI制覇を達成した。タイム1分8秒3(稍重)。このあとは未定だが、香港スプリントなどが候補に挙がっている。2着は唯一の3歳馬ラブカンプー、3着は武豊騎手のラインスピリット。香港のラッキーバブルズは競走を中止した。

 雨がやんだそのとき、鋭い末脚でゴールを貫いた。中山の坂を外から一気に駆け上がった春の王者、ファインニードルがクビ差で史上5頭目の同一年春秋スプリントGI制覇を達成。現役最速馬の座を死守した。

 「春秋スプリントGIを勝ちきってくれたことをうれしく思います」

 再び降り出した雨の中でも、川田騎手の表情は晴れやか。自分の馬が一番強いと信じてゴール前の接戦を制し、ホッとした様子だ。

 スタートから中団の外めは、いつものポジショニング。だが、3コーナーを過ぎてジョッキーの手が動いても、瞬時に反応はしなかった。直線入り口では8番手。先行勢の脚いろに衰える様子はなかったが、坂の手前でエンジンに火がついた。あっという間に差を詰めると、計ったように先頭でゴールに飛び込んだ。

 「返し馬では『いいな』という感じではなかったけど、競馬ではしっかり走ってくれる。道中もいい流れではなかったし、4コーナーの手応えもあまり良くなかったので、ただただ信じるのみでした」

 ジョッキーの信念が呼び込んだ勝利。川田騎手はこの夏、英国に遠征した。ファインニードルの馬主で英国の本家ゴドルフィンの所有馬にも騎乗。海外での経験を糧にして秋のGIシリーズで好スタートを切った。

 高橋忠調教師は「昨年のこのレース(12着)の後、放牧から帰ってきて別馬かと思うほど、成長していました。あそこが転機だったのかな」と、本格化した時期を振り返る。この後は、優先出走権を得た米GIブリーダーズCターフスプリント(11月3日、チャーチルダウンズ、芝1100メートル)や、暮れの香港スプリント(12月9日、シャティン、GI、芝1200メートル)でのリベンジを期待する声もあるが、「まだ白紙」と話す。だが、「もし(香港に)行くことになったら、春とはまた違った思いで行くことになると思います」と、自信ものぞかせた。

 川田騎手も「今年、国内では負けていないわけですし、日本の短距離界の頂点として歩んでいってほしいですね」と、チャンピオンスプリンターとしての自信を深めた様子だ。これで最優秀短距離馬のタイトルはほぼ確定。本格化した日本最速馬の走りを、今度は世界に見せつけるときがきそうだ。 (柴田章利)

★30日中山11R「スプリンターズS」の着順&払戻金はこちら

★アラカルト

 ◆春秋スプリントGI制覇 同一年では5頭目。この他、ビリーヴが2002年スプリンターズS、03年高松宮記念カレンチャンが11年スプリンターズS、12年高松宮記念を制覇している。

 ◆スプリント重賞年間最多勝 ファインニードルは今年、シルクロードS産経賞セントウルSも制覇。スプリント(1000~1200メートル)重賞年間4勝は単独1位。3勝は2度記録したロードカナロア(海外も含む)の他、6頭がいる。

 ◆川田将雅騎手 07年サンアディユ(2着)が最初の挑戦で、6度目の今回が初勝利。JRA・GIは12勝目。

 ◆高橋義忠調教師 昨年のファインニードル(12着)に次ぐ2度目の挑戦だった。JRA・GIは2勝目。

 ◆アドマイヤムーン産駒 JRA・GIは3勝目。ファインニードルの2勝の他、セイウンコウセイの昨年の高松宮記念Vがある。

 ◆関西馬 1990年のGI昇格後、15年ストレイトガール以来の17勝目。関東馬は9勝で、他に香港2勝、豪州1勝。

★入場&売り上げ

 台風24号の影響で30日の中山競馬場の入場人員は2万4336人で前年比65・1%と大幅にダウンしたが、秋最初のGIスプリンターズSの売り上げは126億850万3700円で、同100・8%と僅かながらアップした。今年の平地GIの売り上げは13レース中、フェブラリーS大阪杯皐月賞、天皇賞・春、宝塚記念以外の8レースが前年を上回っている。

ファインニードル 父アドマイヤムーン、母ニードルクラフト、母の父マークオブエスティーム。鹿毛の牡5歳。栗東・高橋義忠厩舎所属。北海道日高町ダーレー・ジャパン・ファーム(有)の生産馬。馬主はゴドルフィン。戦績27戦10勝(うち海外1戦0勝)。獲得賞金4億9141万3600円(うち海外1313万7600円)。重賞は2017年GII産経賞セントウルS、18年GIIIシルクロードS、GI高松宮記念、GII産経賞セントウルSに次いで5勝目。スプリンターズS高橋義忠調教師、川田将雅騎手ともに初勝利。馬名は「細針」。

【スプリンター】香港馬ラッキーバブルズ、故障し競走中止 2018年10月1日(月) 05:05

 第52回スプリンターズステークス(30日、中山11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・外1200メートル、1着本賞金1億1000万円 =出走16頭)唯一の外国馬、香港のラッキーバブルズは中団外めを追走するも、4コーナー手前で故障し、直線で競走を中止。左前繋靱帯不全断裂(=競走能力喪失)と診断された。プレブル騎手は「いいスタートが切れて、ファインニードルを追走できた。チャンスがあると思ったところで、プツッと切れた音が聞こえた」と沈痛な表情だった。

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【スプリンター】レッドファルクス、V3夢散10着 2018年10月1日(月) 05:05

 第52回スプリンターズステークス(30日、中山11R、GI、3歳上オープン国際(指)、定量、芝・外1200メートル、1着本賞金1億1000万円 =出走16頭)JRA史上初の同一平地GI3連覇ならず。5番人気レッドファルクスは10着。後方で脚をためていたが、4コーナー手前でラッキーバブルズが故障して進路を切り返すロスが響いた。「勝負どころで香港馬が故障して、外を回る形になったのが不運でした」と戸崎騎手は肩を落とす。尾関調教師は「ペースが速く、追走に脚を使ってしまった。アクシデントもあったし、全てがかみ合わないとGIを取るのは難しい」と淡々と話した。

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【有名人の予想に乗ろう!】スプリンターズS マー君やノリさんほか多数!迷ったときは彼らの予想に乗るのも手!2018年9月30日() 09:30

※当欄ではスプリンターズSについて、競馬好きとして知られる芸能人、著名人の皆さんの予想を紹介していきます。迷ったときは彼らの予想に乗るのも手。参考になさってください。




【田中将大(マー君・NYヤンキース)】
◎⑫ナックビーナス
○⑮ムーンクエイク
▲⑩レッツゴードンキ
☆⑭ラッキーバブルズ
△⑧ファインニードル
ワイド流し・馬連流し
⑫→⑧⑩⑭⑮

【木梨ノリゾー(木梨憲武)】
◎⑫ナックビーナス
○⑮ムーンクエイク
▲⑩レッツゴードンキ
☆⑯レッドファルクス
△①ラインスピリット
△③ワンスインナムーン
△⑤アレスバローズ
△⑧ファインニードル
△⑨ラブカンプー
3連単フォーメーション
⑫⑮→⑫⑮→①③⑤⑧⑨⑩⑯
3連単ボックス
⑩⑫⑮⑯

【小嶋陽菜(こじはる)】
3連単ボックス
ファインニードル
セイウンコウセイ
ナックビーナス
ラッキーバブルズ
ムーンクエイク

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑯レッドファルクス
○⑮ムーンクエイク
▲⑧ファインニードル
△⑫ナックビーナス
△⑩レッツゴードンキ
△⑥ダイメイプリンセス
△①ラインスピリット
馬連1頭軸流し・3連単1頭軸流しマルチ
⑯→①⑥⑧⑩⑫⑮

【DAIGO】
◎⑧ファインニードル
馬単1着軸流し
⑧→⑤⑫
ワイドボックス
アレスバローズ
レッツゴードンキ
セイウンコウセイ
複勝


【杉本清】
◎⑩レッツゴードンキ

【林修】
注目馬
ナックビーナス

【さゆりんご(松村沙友理・乃木坂46)】
◎⑫ナックビーナス
単勝


【松村香織(かおたん・SKE48)】
◎⑧ファインニードル
○⑫ナックビーナス
▲③ワンスインナムーン
△⑩レッツゴードンキ
△⑮ムーンクエイク
△⑯レッドファルクス
3連単フォーメーション
③⑧⑫→③⑧⑩⑫⑮⑯→③⑧⑩⑫⑮⑯

【安田美沙子】
◎⑩レッツゴードンキ

【稲富菜穂】
◎⑩レッツゴードンキ
○⑫ナックビーナス
▲⑧ファインニードル
△⑤アレスバローズ
△⑭ラッキーバブルズ
△⑯レッドファルクス

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑩レッツゴードンキ
ワイド
⑩→⑫

【キャプテン渡辺】
◎⑪セイウンコウセイ
ワイド・馬連
⑪→⑧

【土屋伸之(ナイツ)】
◎⑭ラッキーバブルズ
○⑧ファインニードル
▲⑮ムーンクエイク
△⑤アレスバローズ
△⑩レッツゴードンキ
△⑫ナックビーナス
△⑯レッドファルクス
単勝

ワイドボックス・馬連ボックス
⑧⑭⑮

【安田和博(デンジャラス)】
◎⑫ナックビーナス
○⑤アレスバローズ
▲⑧ファインニードル
△③ワンスインナムーン
△⑩レッツゴードンキ
△⑮ムーンクエイク
△⑯レッドファルクス
3連単フォーメーション
⑫→⑤⑧⑯→③⑤⑥⑧⑩⑪⑮⑯
⑤⑧⑯→⑫→③⑤⑥⑧⑩⑪⑮⑯

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎⑮ムーンクエイク
○⑯レッドファルクス
▲⑩レッツゴードンキ
△⑤アレスバローズ
△⑧ファインニードル
△⑫ナックビーナス
△⑭ラッキーバブルズ
3連単フォーメーション
⑮→⑯→②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭
⑮→②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭→⑯
⑯→⑮→②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭
②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭→⑮→⑯

【土井よしお(ワンダラーズ)】
◎⑧ファインニードル
○⑤アレスバローズ
▲⑫ナックビーナス
△③ワンスインナムーン
△⑨ラブカンプー
△⑩レッツゴードンキ
△⑮ムーンクエイク

【ビタミンS お兄ちゃん】
◎⑪セイウンコウセイ
単勝

3連単フォーメーション
③⑤⑥⑧⑫⑮→⑪→③⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑭⑮⑯
③⑤⑥⑧⑫⑮→③⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑫⑭⑮⑯→⑪

【こいで(シャンプーハット)】
◎⑩レッツゴードンキ
3連単フォーメーション
⑩→⑧→⑨⑪⑫⑭⑯

【てつじ(シャンプーハット)】
◎⑤アレスバローズ
3連単2頭軸流しマルチ
⑤→⑧→②③⑥⑦⑨⑩⑪⑫⑭⑮⑯
馬単マルチ
⑤→⑧

【今井りか】
◎⑧ファインニードル

【祥子】
◎⑧ファインニードル
○⑫ナックビーナス
▲⑩レッツゴードンキ
△⑤アレスバローズ
△⑨ラブカンプー
単勝

馬連1頭軸流し・馬単1着軸流し・3連単1着軸流し
⑧→⑤⑨⑩⑫
3連複ボックス
⑤⑧⑨⑩⑫

【天童なこ】
◎③ワンスインナムーン



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【斬って捨てる!】スプリンターズS 3歳ならびに7歳以上は期待薄!前走で後方待機策をとっていた馬の過信は禁物!2018年9月30日() 09:24

ウマニティの重賞攻略ページに掲載されている「データ分析」の内容や、スプリンターズSの近年の結果をもとに、凡走パターンに合致する馬をピックアップするものです。予想の際にお役立てください。




【全般】
3歳馬の連対例は皆無(2008年以降)

ラブカンプー

同年にG1~G2で勝利経験のない7歳以上かつJRA所属馬の好走例は見られない(2008年以降)

ラインスピリット
ヒルノデイバロー
スノードラゴン
ティーハーフ
レッドファルクス

前走が5~9着の中途半端な着順に留まっていた馬の連対例はなし(2008年以降の中山開催)

ラインスピリット
レッツゴードンキ
ムーンクエイク
レッドファルクス

近2走ともG1以外のレースで掲示板を外した馬の好走例は皆無(2008年以降)

ティーハーフ

近3走内に2着以内の経験がない馬の連対例はゼロ(2008年以降の中山開催)

ラインスピリット
スノードラゴン
ラッキーバブルズ
レッドファルクス

近2走内に連対経験のない外国参戦馬の好走例はなし(2008年以降)

ラッキーバブルズ

【人気】
4番人気の好走例はなし(2008年以降)
※8時30分現在の4番人気

アレスバローズ

前走でキーンランドCに出走、かつキーンランドCで5番人気以下だった馬の連対例は皆無(2008年以降)

ヒルノデイバロー
キャンベルジュニア
ティーハーフ

前走G1組を除くと、前走が5番人気以下かつ4着以下だった馬の連対例は皆無(2008年以降)

ラインスピリット
ヒルノデイバロー
スノードラゴン
キャンベルジュニア
ティーハーフ

【脚質】
前走G1出走、かつ近2走内に1200m超の重賞勝ちの経験がある馬を除くと、前走(国内のレースに限る)の4角通過順が10番手以降だった馬の好走例はゼロ(2008年以降の中山開催)

ヒルノデイバロー
スノードラゴン
ティーハーフ
ムーンクエイク

【枠順】
1200m超のG1優勝経験がある馬を除くと、1枠から馬券に絡んだ馬は皆無(2008年以降)

ラインスピリット
ヒルノデイバロー

【血統】
ダイワメジャー産駒の連対例はゼロ(2012年以降)

ナックビーナス

G1 3着以内あるいは1200m超の重賞勝ちの経験がある馬を除くと、父サンデーサイレンス系の連対例はなし(2008年以降の中山開催)

ヒルノデイバロー
アレスバローズ


【上記の凡走パターンに合致しなかった馬(連軸候補)】
ワンスインナムーン
ダイメイプリンセス
ファインニードル
セイウンコウセイ



ウマニティ重賞攻略チーム

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【血統アナリシス】スプリンターズS 春の王者に舞台の不足なし!5歳世代の隠れた実力派も減点材料は見当たらず!2018年9月29日() 16:15

日曜日に行われるスプリンターズSの出走馬について、血統的な舞台適性の有無を1頭ずつシンプルに考察していきます。 予想の際にお役立てください。


ラインスピリット
父のスウェプトオーヴァーボードに加え、ノーザンダンサーの5×5のクロスを保有している点は2011年の2着馬パドトロワと同じ。ただし、本馬はサンデーサイレンスの血を持っていないため、キレを求められる競馬はイマイチ。母父のトニービンや母母父のマルゼンスキーから受け継いだ持久力が最大の武器ではあるが、それも加齢に伴い影を落としつつある。父の相性の良さを考慮しても、積極的には手を出しづらい。

ヒルノデイバロー
父は持久力型のマンハッタンカフェ。そのうえ、重厚なリボー系の血脈(母父と父母父)が濃すぎるせいか、どうしてもスピード決着では後塵を拝すケースが多くなる。血の良さを引き出すためには、一定以上の持久力を求められる競馬(前崩れなど)になるか、あるいは自身から動いて我慢比べに持ち込むしかない。強調できるポイントは少なく、今回は厳しい戦いになるのではないか。

ワンスインナムーン
父系は芝1200mの国内G1を席巻中のエンドスウィープ系。アドマイヤムーン産駒も中山芝1200mで良績を残している。もとより本馬自身、昨年の当レースで7番人気の低評価を覆して3着に食い込んでいるのだから、高い適性を持っていることは間違いない。オセアニアを中核に息の長い活躍馬を多数送り出している牝系についても好印象。少なくとも血統面における減点材料は見当たらない。

スノードラゴン
父はナスルーラ系のアドマイヤコジーン。加えて、カロやプリンスリーギフトといったナスルーラ系の2本のクロスを内包している、かなり偏った血統構成で、パワーと粘り強さが身上のタイプ。ゆえに、上がりの速い競馬では遅れをとりやすい。ましてや10歳馬となればなおさらだ。現状は体力を活かせる消耗戦がベター。それを今回の舞台で望めるかどうかについては疑問が残る。

アレスバローズ
ディープインパクト×トニービンの組み合わせ。どちらかと言えば中距離指向が強い配合であることは間違いない。ただし、母の現役時の良績は短距離に集中。近親にはソルジャーズソングソルヴェイグなど短距離路線で活躍した馬が多く、1200mのG1で通用してもおかしくないだけの下地は整っている。血の良さを最大限に活かせる持続質の決め手勝負になれば、この相手でもヒケをとらない。

ダイメイプリンセス
キングヘイローは産駒として、2009年の当レースの覇者ローレルゲレイロを輩出。牝系も、さかのぼるとエルグランセニョールなどを送り出した名門と、血統背景だけなら文句なし。半面、中山の馬場改修以降(2015年以降)、欧州型ノーザンダンサー系を父に持つ馬の成績が芳しくない点は気がかり。そのあたりを踏まえると、今回に限れば時計の速い馬場&決め手比べは不向き。時計を要する馬場あるいは展開が必須となる。

キャンベルジュニア
父エンコスタデラゴは豪州のチャンピオンサイアー。母は豪州のG1を2勝、母父は豪州のトップサイアーと、母系の筋も通っている豪州の本格派血統だ。父は2010年のスプリンターズSを制したウルトラファンタジーを輩出しているように、レース適性については十分すぎるほど。血の特性上、キレを要求されるとパンチが足りない半面、タフな競馬になれば良さを引き出す可能性もある。軽視禁物の1頭と言えよう。

ファインニードル
アドマイヤムーンの産駒は当舞台と好相性。母父マークオブエスティーム(ネヴァーベンド系)が属する大系統ナスルーラ系の相性も悪くない。さらに、母母父のニジンスキー系は、毎年のように上位入線馬を送り出している当レースの好走血統。昨年は大敗を喫したものの、欧州型で固められた母系をみるに、パワーを要する直線急坂コースはベスト。舞台に不足はない。

ラブカンプー
ショウナンカンプ高松宮記念の勝ち馬、母父は1998年のスプリンターズSを制したマイネルラヴと、額面上の血筋については文句のつけようがない。ただし、父の父であるサクラバクシンオー産駒の当レースにおける成績が芳しくない点は不安材料。ショウナンカンプ産駒の当該コース成績も褒められたものではない。ゆえに、中山芝1200mかつG2→G1の臨戦過程で、前回以上のパフォーマンスを期待するのは酷ではないだろうか。

レッツゴードンキ
キングカメハメハロードカナロアという傑物を輩出しているだけに、スプリントG1の舞台が合わないはずがない。母のマルトクがダートのスピードタイプであることを鑑みると、力を要する直線急坂の芝1200mは悪くない条件と言えよう。いずれにしても、パワー重点の配合であることは間違いなく、瞬発力勝負になると後手を踏みやすい。勝ち負け争いに加わるには、適度に上がりを要する差し比べの展開が絶対条件となる。

セイウンコウセイ
父の産駒は当該コースで良績を残しており、潜在しているコース適性の高さについては異論のないところ。ただし、ダート指向の強い母父と、内包しているミスプロのクロスが強く反映されているためなのか、本馬はタメの利かないワンペース型。決め手勝負は不向きなうえに、時計の速い馬場で目標にされると案外な結果になりやすい。血の良さを活かすためには、馬場の恩恵、あるいは馬群がバラける展開が不可欠となる。

ナックビーナス
ダイワメジャーは産駒として2016年の3着馬ソルヴェイグを輩出しているように、相性は決して悪くない。一方、母父は主流からズレたヘイロー系で、瞬発力に欠けるところが難点。このあたりが勝ち味の遅さにつながっているのかもしれない。とはいえ、直線の短い中山コースであれば相殺可能。血の持ち味を最も活かせる持久力を必要とする競馬になるか、あるいは自身から早めに動いて持続質勝負に持ち込めば、好勝負可能だ。

ティーハーフ
半兄のラッキーナインをはじめ、母父、祖母など、母系には短距離G1馬が多数並ぶスプリント一族。ただし、父ストーミングホームはミスプロ系のなかでも中距離指向が高く、短距離重賞で水準以上の時計を求められると今ひとつ。本馬の場合は加齢に伴うスピードの衰えもあるので、なおさら際立ってしまうのが悩みのタネ。得意のかたちになったとしても、G1では足りないだろう。

ラッキーバブルズ
父シーブリングは豪州の最優秀2歳牡馬に輝いたスピードタイプ。その父モアザンレディは、昨年の米最優秀短距離馬・ロイエイチなど、コンスタントにG1馬を送り出している。スピードに優れた活気十分の父系と言えよう。ヘイロー系×ミスプロ系×ニジンスキー系という、当レースの活躍系統が重なる配合をみるに、適性不向きと断じるのは早計。血の特長を存分に活かせる持久力勝負になれば、浮上あっても驚けない。

ムーンクエイク
父は当該コースと好相性のアドマイヤムーン。シャーペンアップ系種牡馬(本馬の場合はダイイシスとクリス)のクロス、かつノーザンダンサーのクロスを内包しているアドマイヤムーン産駒という点は、さきの高松宮記念を制し、今回のメンバーにも名を連ねるファインニードルを想起させる。状態ひとつで上位の一角に食い込んできても、何ら不思議のない血統構成だ。

レッドファルクス
父は芝1200mの国内G1を4連勝中のエンドスウィープ系。母父にサンデーサイレンスを配することで、同馬の持ち味である強烈な決め手を生み出している。一方で、米国寄りの血筋が集まっているせいか、さきの高松宮記念のような力を要する馬場では分が悪い。連覇を果たしているように適性の高い舞台ではあるが、年齢的な衰えもあるので過度の信頼は禁物。スピードを活かせる速い上がりの競馬、あるいは高速決着でなければ期待薄とみる。



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先週は、30(日)に中山競馬場でG1スプリンターズSが行われました。それでは、いつものようにレース結果と競馬予想の達人・ウマニティプロ予想家陣のスマッシュヒットを振り返っていきたいと思います。
 
G1スプリンターズS当日は、阪神競馬が中止(10/2に再延期し、開催)となるなど、迫りくる台風24号によって施行が危ぶまれる状況での開催。レース直前には本降りの雨が降りだす中、稍重発表で全16頭がゲートインの時を迎えます。今年の高松宮記念覇者ファインニードルが1番人気の支持を集め、2番人気にはナックビーナス。この2頭だけが単勝ひとケタ台という“2強”様相のオッズを形成し、以下3番人気ワンスインナムーン、4番人気レッツゴードンキ、5番人気に3連覇を狙うレッドファルクスが続く構図。
迎えたスタートでは、ラブカンプーナックビーナスワンスインナムーンあたりが好発進を決め、一方でダイメイプリンセスヒルノデイバローキャンベルジュニアといったところは後方から。きっちりとスタートを決めたファインニードルは、行きたい馬を行かせる格好で中団を確保。隊列は、しばらく併走状態が続いた後にワンスインナムーンがハナを奪い、2番手ラブカンプー。3番手以下は、ナックビーナスラインスピリットセイウンコウセイまでが先行集団を形成し、馬群が途切れてアレスバローズファインニードルヒルノデイバローラッキーバブルズスノードラゴンキャンベルジュニアと中団グループ。後方にかけてはダイメイプリンセスレッツゴードンキレッドファルクスティーハーフが続き、最後方をムーンクエイクの追走となって全16頭が3コーナーに突入していきます。
逃げるワンスインナムーンのリードは3馬身ほど。ここから4コーナーにかけて、ラブカンプーを中心に後続が差を詰めにかかって馬群はひと塊に。ファインニードルは依然中団外目の位置取りで4コーナーを回って直線を向きます。粘り込みを図るワンスインナムーンの直後からは、内ラインスピリット、中ラブカンプー、外ナックビーナスの態勢で3頭が差を詰め、その後ろからはセイウンコウセイヒルノデイバローあたりが追撃。さらにその後方外を通って、力強い伸び脚で迫るファインニードル。最内からはダイメイプリンセスも脚色良く伸びてきます。
残り100mでラブカンプーワンスインナムーンを交わして堂々の先頭へ。そして、エンジン全開のファインニードルは、先頭から4~5馬身ほどのところまで浮上。徐々にラブカンプーが苦しくなると、射程圏に入れて猛追するファインニードルは貫禄の伸び。結局、その勢いのままにファインニードルがゴール直前で差し切りを決め優勝。スプリントG1春秋制覇を達成しています。クビ差2着に11番人気ラブカンプー。さらにそこから1/2馬身差の3着には、内で窮屈な競馬になりながらラスト50mで馬群を割って浮上した13番人気ラインスピリットが入っています。
公認プロ予想家では、導師嵐山プロはははふほほほプロら計5名が的中しています
 
 
 
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☆☆☆注目プロ →佐藤洋一郎プロ
29(土)の中山5Rで、◎オトナノジジョウ(単勝72.8倍)-○ココフィーユ(単勝20.0倍)-△キャルスカイ(単勝26.6倍)で的中し、3連単6513.9倍を含む計68万510円払戻しのビッグヒットを記録しています。週間トータルでは、回収率161%、収支トップの28万8,400円大幅プラスを達成しています。
 
☆☆☆注目プロ →岡村信将プロ
29(土)阪神9R、30(日)中山6R、2(火)阪神7Rなどで引き続きの好調予想を披露。しり上がりに調子を上げた先週は、開催3日間のトータル回収率107%としプラス収支をマーク。これで4週連続週末プラスとなっています。
 
☆☆☆注目プロ →馬侑迦プロ
29(土)を、中山8Rなどの的中で的中率34%、回収率151%。30(日)を、中山2RG1スプリンターズSなどの的中含む的中率66%、回収率117%。2(火)を、阪神4R的中含む的中率54%、回収率119%と、3日間全勝を達成。週間的中率47%、同回収率145%の安定した成績で先週を終えています。
 
☆☆☆注目プロ →サウスプロ
29(土)のG3シリウスSを◎○△の本線的中!計15万5,140円払戻しのスマッシュヒットを記録しています。他にも、2(火)の阪神7R的中などで活躍を披露しています。
 
 
 
この他にも、【U指数】3連単プリンスプロ(189%)、【U指数】3連複プリンセスプロ(129%)、導師嵐山プロ(115%)、おかべプロ(106%←2週連続週末プラス)らが週末トータル回収率100%超の活躍を見せています。
 
 
 
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※全レースの結果情報はこちら


今週も「プロ予想MAX」にぜひご注目下さい。


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2018年9月30日スプリンターズS G10着
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