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春のGIシリーズ開幕を告げるスプリント王決定戦・高松宮記念の出走馬が確定した。GI連載企画『東西現場記者走る』を担当する東京サンスポ・千葉智春記者(33)は4日目、栗東トレセンから中京競馬場へ移動。香港馬ブリザードの追い切りに注目した。地味な時計に疑念を抱くも、陣営への取材で解消。昨秋のスプリンターズS5着から前進を期す陣営の熱意を感じた。
4日連続の雨で迎えた木曜は、早朝から中京競馬場へ。唯一の外国馬ブリザードの追い切りを見届けるためだ。昨秋のスプリンターズSは5着。出遅れながら、直線で力強く脚を伸ばして0秒2差まで追い上げた。日本の芝に適性を示し、勝負がかった参戦に感じる。
落ち着いてパドックを2周し、雨続きで不良馬場と化した芝コースへ。道中は湿った芝を気にしながら、直線で馬場の真ん中へ出る。ただ、目立つ加速は見られず、馬なりで5ハロン71秒9、3ハロン41秒8-14秒9。脚取りは軽快だが、この負荷でいいのだろうか? 疑問を抱いて会見に臨むと、イウ調教師の表情は思いのほか明るかった。
「まともな追い切りは来日前に済ませている。今日は最後の600メートルをスッと出す程度。精神的にハッピーであることに集中した」
なるほど。休み明けの香港GI3、5着に、トレーナーは「2走前は休み明けにしては満足。前走もここに向けたステップとしていい走り」と話し、自国で追い切りを4本重ねた。臨戦過程に抜かりなしということか。
騎乗したホーイン・ウォン助手も「自信の持ち方が違う。前回より堂々としている」と証言。馬体重もベストは508キロのジャッジで、今回は木曜で510キロだった。昨秋以上の理想的なデキを陣営は強調する。
昨秋に見せた末脚から長い直線の舞台を歓迎しつつ、出遅れ対策も念入りだ。追い切りで着けたブリンカーを実戦でも着用し、「少しでも集中力の助けになれば」とトレーナー。さらに「ティータン騎手が乗って、スタートをミスしたことがない」と、同助手は8戦して【4・1・1・2】の27歳に厚い信頼を寄せる。
初の左回りにも、イウ調教師は「オーストラリア生まれで初期の調教で経験しているからか、助手の話でも“正しい手前で回っている”という。問題ない」と自信。馬主グループの一人、ラウ・ヒンファイ氏も「ミスなくいければ、結果はついてくる」と意欲的だ。
陣営の大きな期待を感じるが、「あとは馬場がどれだけ締まるか。枠順も内寄りを引いて、5番手以内に付けたい」とイウ調教師。印の軽重は金曜の枠順発表、土曜の馬場次第となりそうだ。 (千葉智春)
★高松宮記念の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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