【高松宮記念】香港馬ブリザードは5着 ティータン騎手「もう少し硬い馬場の方がいい」2018年3月25日(日) 20:04
3月25日の中京11Rで行われた春のJRA・GI第1弾、第48回高松宮記念(4歳以上オープン、芝1200メートル、定量、18頭立て、1着賞金=1億1000万円)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ファインニードル(牡5歳、栗東・高橋義忠厩舎)が差し切り勝ちを収め、待望のGI初制覇を果たした。タイムは1分8秒5(良)。
ティータン騎手騎乗の香港馬ブリザード(6番人気)は5着だった。
ティータン騎手「理想の競馬はできたけど、初めての深い馬場でバランスを崩していた。もう少し硬い馬場の方がいいですね」
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◆連覇へ好ムード〔1〕セイウンコウセイ
前年覇者は午前10時46分に中京へ。洗い場でリフレッシュすると、元気にカイバをほおばった。矢野厩務員は「輸送は問題ない。去年よりも雰囲気はいいし、枠もいいところに入った。あとは雨でも降れば…」と望むが、好天の予報。それでも「時計のかかる馬場はいい」と前を向いた。
◆「いい気合乗り」〔2〕リエノテソーロ
金曜に中京入りし、土曜朝はダートコースを1周して汗を流した。1週前からブリンカーを着用したことで「すごい行きっぷりだった。いい気合乗り」と相馬助手は好感触。効きすぎないようにレースではゲート裏で装着し「前半にどれだけ我慢し、末脚を発揮できるか」と能力全開を望む。
◆条件そろった〔3〕ブリザード
香港の刺客は中京ダートコースを1周。軽快なキャンターが目を引いた。「準備万端。馬場も良くなり、枠も内側で、要素を備えている。いいレースができる」とイウ調教師。前日に馬場を歩いたティータン騎手は「乾いているけど、内側は荒れている。土曜のレースを見て、どこが走りやすいか注視したい」と観察に余念がなかった。
◆10歳も衰えなし〔4〕スノードラゴン
14年2着の10歳馬は帯同馬に合わせて金曜に中京へ。土曜朝は厩舎周りを運動した。熊田助手は「寒い時期は状態がいいし、衰えなし。自分で体をつくる馬なので、前回と同じくらいの体重になりそう。枠もいいところに入った」と、4回目の挑戦に意気込み十分だ。
◆武藤GI初騎乗〔5〕ノボバカラ
初めての芝GIへ、午前10時56分に到着した。水野助手は「輸送はどこでも大丈夫。3~7月くらいは体調がいい」と好調をアピール。「ジョッキーも中間、いっぱい乗ってくれて、癖も分かっていると思う。後ろから直線でどれだけ脚を使えるか」とGI初騎乗の武藤騎手に託す。
◆デムーロ様にお任せ〔6〕レッドファルクス
前日1番人気馬レッドファルクスは24日午前10時54分に決戦の地へ。落ち着いた様子で馬房へ収まった。齋藤厩務員は「無事に着いた。海外を含め、いろいろなところへ行っているので。状態も波のある馬ではないから不安はない」と信頼は厚い。馬場は回復傾向で「去年は雨で取りこぼしたので、今年こその思い。あとは無事にゲートインして、デムーロ様にお任せするだけ」と名手に委ねた。
◆気分リラックス〔7〕ナックビーナス
午前10時44分に到着すると、馬房では寝転ぶなどリラックスムードだ。「切り替えの早い馬で、輸送ではおとなしく、今は元気いっぱい」と永井厩務員。(7)番枠では4戦2勝2着2回で「勝っているし、ラッキーナンバー。直線の坂はいい方に出る」と上昇機運で臨む。
◆昨年の雪辱必ず〔8〕レッツゴードンキ
2015年の桜花賞以来、約3年ぶりのGI制覇を狙う。坂路を4ハロン66秒2でゆったりと駆け上がった。見守った梅田調教師は「変わりなく順調。ここまで不安はないのは、久しぶりじゃないかな。あとは岩田騎手にお任せ」と泰然自若。昨年2着のリベンジを果たせるか。
◆納得の順調調整〔9〕ファインニードル
坂路を4ハロン62秒6-14秒0で駆け上がり、最終調整を終えた。鵜木助手は「掛かるわけじゃないけど、走りたくてうずうずしている感じ。順調にこられましたね」と調整過程に納得の表情。「(スタートして)2歩目が速くて、おっつけても掛からないのが強み」と強敵相手にも胸を張った。
◆(5)枠〔10〕番を歓迎〔10〕ダイアナヘイロー
阪急杯の勝ち馬は、CWコースを1周。「調子はいいです。前走よりもよくて、体が締まりましたね」と原田助手。「内すぎず、外すぎずちょうどいいかなと思います」と〔5〕枠(10)番も歓迎した。
◆8歳でも元気!〔11〕ダンスディレクター
阪神C2着以来となる8歳馬は、CWコースで調整。「走りを見る限り、今のところは順調にきているし、いい雰囲気だね」と笹田調教師は目を細めた。過去2年は、直前に回避し、参戦できなかっただけに、「年はとっているけど、馬は元気」と待望の舞台でGI初制覇を狙う。
◆前走の状態維持〔12〕ネロ
厩舎周りの運動にとどめ、決戦前日の調整を終えた。日高助手は、「前走もそれなりに仕上げていたし、それを維持して順調にきている。ジョッキーが続けて乗ってくれるのもいい」と期待を込めた。
◆叩かれ動き違う〔13〕レーヌミノル
昨年の桜花賞馬は、落ち着きをみせながらCWコースを1周半。「順調にきていますね。使って、確実によくなるタイプ。1回使ったことで動きが違います」と中井助手は上積みを強調。強豪牡馬を撃破し、スプリント界の新星となるか。 |
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