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【エルムS】鬼脚パッション、重賞初V

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【エルムS】鬼脚パッション、重賞初V

 第15回エルムS(20日、札幌11R、GIII、3歳以上オープン、別定、ダ1700メートル、1着賞金3800万円=出走13頭)好位のインでレースを進めた2番人気クリールパッションが豪快に伸び、重賞初制覇を飾った。1分43秒5(良)。津村明秀騎手は12日の京成杯AH(ファイアーフロート)に次ぐ2週連続重賞制覇となった。3/4馬身差2着に4番人気オーロマイスター。逃げた1番人気エーシンモアオバーは3着に敗れた。

 昨年のエルムS3着後、着実に力をつけてきたクリールパッションが通算29戦目で待望の重賞タイトルを獲得した。最内枠からスタートし、向こう正面で津村明秀騎手がタイミング良く馬群の外へ誘導。その後も抜群の手応えで進出し、メンバー中最速の上がり3ハロン35秒9の末脚を発揮してオーロマイスターをゴール手前で図ったように差し切った。3/4馬身という着差以上に余裕のある内容だった。

 京成杯オータムHのファイアーフロートに次ぐ2週連続重賞制覇に、津村騎手は満面の笑みで喜びを爆発させていた。

 「内枠だったので(馬群を)うまくさばくことを考えて乗った。オーロマイスターがしぶとかったので、直線半ばまで勝てるかどうかわからなかった。コーナーが4つある方が競馬がしやすいし、これからまだまだ力をつけると思う。ボクも2週連続で重賞を勝てて最高です!!」

 管理する相沢調教師は05年スプリングSダンスインザモア)以来5年半ぶりの重賞勝利で区切りの10勝目。「本格化してきたね。この後は美浦に戻って自厩舎で調整し、みやこS(11月7日、京都、GIII、ダ1800メートル)からJCダート(12月5日、阪神、GI、ダ1800メートル)を目指したい」と暮れのダートの大一番に照準を定めた。

 しらかばS→エルムSと連勝し、大好きな札幌で一段と進化した姿を見せたクリールパッション。この秋はさらならスキルアップを図る。(片岡良典)

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