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1週間の密着取材で勝ち馬を探るGI連載『東西現場記者走る』。ダービー馬不在で大混戦ムードの菊花賞を担当するのは東京サンスポの板津雄志記者(39)だ。秋華賞を◎▲で仕留めた斉藤記者に続く的中を目指し、初日は栗東トレセンで『最強の1勝馬』エタリオウに注目した。春先は癖の強さが目立った馬が、現在はどうなのか。距離適性も含めて、陣営を直撃した。
久々の密着取材に意気込んで栗東へと来たものの、変則日程で調教開始は午前4時。辺りが真っ暗で馬も人も判別がつかない。ターゲットを探すのにひと苦労だ。明るくなったと思ったら、今度は放馬した馬に絡まれて恐怖を味わった。この連載、一筋縄でいきそうにない。
初日の注目馬エタリオウも、一筋縄ではいかないキャラクターだ。過敏に反応したり、その逆で集中力を欠いたり。直線で激しくモタれて他馬の走行を妨害し、ジョッキーが騎乗停止になったこともあった。気難しさを抱え、いまだ“主な勝ち鞍は未勝利戦”の1勝馬なのに、重賞で安定した成績が残せるのは能力の高い証拠だ。友道厩舎の広報役を務める大江助手は、その素材の良さとひと夏の成長を語る。
「心肺機能がものすごく高いですね。少々のことでは息が乱れない。春はきゃしゃだった体も、男馬らしく全体的に大きくなり、体幹もしっかりして、モタれる面もだいぶましになっています」
陣営は素質を開花させるため、強烈な個性と向き合い、試行錯誤してきた。実戦でも先行、まくり、追い込みとさまざまな形を経験。「チークピーシズを着けたり、ブリンカーに替えたり、メンコ(耳覆い)を外してみたり。道具の組み合わせもありますから。一戦一戦テーマをもって競馬をして、成長してきました」と同助手。3走前からブリンカー、メンコなどの馬装が定着し、同世代の一線級と好勝負を繰り広げてきた。
3000メートルでの戦いにも前向きだ。「すごく背中を使った走りができる馬だけど、道中での追走に無駄がない。持久力もありますし、長いところで活躍してくれると思っていました」。ダービー2勝、天皇賞・春など2400メートル以上で重賞10勝をマークする友道厩舎でステイヤーの資質を認められるのだから、期待したくなる。
過去に1勝馬が菊花賞を制した例はないが、同厩舎のダービー馬ワグネリアンと2度戦い、ともに僅差だった実力派なら、難しい話ではなさそうだ。今週、エタリオウの肩書が『最強の1勝馬』から『菊花賞馬』へと変わるかもしれない。 (板津雄志)
★菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
★友道厩舎のもう1頭 前走内容良し!ユーキャン注目
友道厩舎は2頭出しでユーキャンスマイルもスタンバイしている。新潟の阿賀野川特別1着からの臨戦過程は、同厩舎で前年3着のポポカテペトルと同じだ。大江助手は「前走は(勝負どころで)ごちゃついた厳しい状況から伸びてきて、強い内容でした。春よりカイバ食いが良くなり、体の前後のバランスも少しずつ良くなってきた」と心身の成長をアピールする。
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