中央競馬ニュース

【東京新聞杯】連覇へアブソリュート視界良好

 0   0   918
シェアする  x facebook LINEで送る
【東京新聞杯】連覇へアブソリュート視界良好

 今年行われた重賞8レースは、関東と関西4勝ずつで今のところ五分の成績。“西高東低”と言われる中で、関東馬の奮闘が目立つ。先週はネヴァブションAJCCを連覇。この流れに乗って、今週も関東馬アブソリュートが、東京新聞杯初の連覇を狙う。

 全休日明けの26日、アブソリュートは普段と変わらず坂路で2本流して体調を整えた。寒さを吹き飛ばす元気な走りに、「久々ですし、汗をかかない時期なので、少し余裕残しの仕上げになります。それでも、いい雰囲気ですね」と宗像調教師が頬笑む。

 デビューから手綱を取り続ける田中勝騎手も、待ちに待った愛馬の出走に喜びを隠さない。1週前追い切りにも跨って南P5ハロン68秒1、3ハロン39秒8-12秒8をマークして感触をつかんでいる。「ここまで順調。休み明けの心配もないよ」とお馴染みの笑顔から、デキの良さがうかがえる。

 前走のマイルCSは、最後方からメンバー最速の上がり3ハロン33秒0の末脚で5着に詰め寄った。2番目に速い勝ち馬カンパニーを、0秒5も上回る切れ味だ。「最後はいい脚を使ってくれた。位置取りが後ろになってしまったが、うまく歯車がかみ合えば、GIに手が届くことも証明された」と鞍上は振り返る。

 東京マイルは3戦2勝。2勝が昨年のGIII東京新聞杯富士Sで、1敗は体重変動が激しくて力を出し切れなかったGI安田記念(13着)。陣営が久々でも自信を持つのは納得だ。

 東京コースは開幕週で、時計の速い決着が予想される。昨年こそ不良馬場で1分36秒9だったが、それ以前の2年は1分32秒台。1分33秒0の持ち時計があるアブソリュートは晴雨兼用タイプ。レース史上初の連覇へ不安は見当たらない。

 春の大目標である安田記念(6月6日、東京、GI、芝1600メートル)に向けて、マイルの王者を目指すアブソリュートが始動する。(松永昌也)

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月2日()
安田記念 G1
6月1日()
鳴尾記念 G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

5月26日()
日本ダービー G1
目黒記念 G2
5月25日()
葵ステークス G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
49,313万円
10 ジャックドール 牡6
49,004万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る