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3月11日の中山11Rで行われたアネモネステークス(3歳オープン、牝馬、芝・外1600メートル、馬齢、16頭立て、1着賞金=1900万円)は、丸田恭介騎手騎乗のライジンリーズン(美浦・奥村武厩舎)が快勝し、1番人気に応えた。タイムは1分34秒7(良)。2着のディアドラ(3番人気)までが、桜花賞(4月9日、阪神、GI、芝1600メートル)の優先出走権を獲得した。
レースはショーウェイが引っ張り、クーリュ、ゴールドアピールなどが続く展開。後方2番手を進んでいたライジングリーズンは直線に向くと外から一気に脚を伸ばし、中団から直線で内を突いて追撃したディアドラを1/2馬身差で退けた。さらに3/4馬身差の3着はスズカゼ(5番人気)。昨年の全日本2歳優駿・交流GIでデビューから無傷の4連勝を飾り、今回2番人気だったリエノテソーロは4着だった。
ライジングリーズンは、父ブラックタイド、母ジョウノファミリー、母の父キングカメハメハという血統。北海道日高町・三城牧場の生産馬で、馬主は岡田牧雄氏。通算成績は4戦3勝。重賞は2017年フェアリーS・GIII勝ちがある。
◆丸田恭介騎手「枠が外((14)番枠)で、やれることは限られているなと思っていましたし、良績を残している外を回る形をとりました。ゆっくりとしたペースでしたけど、差し切ってくれましたね。コーナリングの加速がスムーズで一気に先団にとりつけるところが、この馬のいいところです」
★11日中山11R「アネモネステークス」の着順&払戻金はこちら
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