中央競馬ニュース

【日本ダービー】ジョーカプチーノ強烈11秒9

 0   0   2,191
シェアする  x facebook LINEで送る

 美浦トレセンのオークスの前日取材は一番乗りのディアジーナから、最後に坂路を駆け上がったマイティースルーまで5時間を要する長丁場。デリキットピースに乗った増沢由貴子騎手のミセスの色香に翻弄されながらも、阿部記者は真剣に取材を重ねる。

 オークス取材から解放されると、今度はダービーの日曜追いの確認。ロジユニヴァースが坂路で時計を出すという情報を得ると、今度はマッハヴェロシティの武藤厩舎へ。「時間はいま組んでます。日曜朝は坂路で2本乗る予定。時計は15-15くらいかな。体はもうできているし、そんなにやる必要はないから」。調教の順番を調整しながらこたえてくれたのは大西康子調教助手。人妻になっても梶与四松厩舎の持ち乗りの頃からの美貌は変わらない。

 阿部は厩務員食堂で遅い朝食。朝定食は650円也。仕事を終えた厩舎関係者がグリーンチャンネルを見ながら黙々と食事を口に運ぶ。歓声ひとつ、ため息ひとつ聞こえないのをいつも不思議に思う。画面の中の競馬は別世界の出来事みたいだ。

 栗東トレセンでは、3日前の水曜日にダービーへの正式参戦を表明したジョーカプチーノがDWでラスト1ハロン11秒9をマークした。下村記者の眠気を吹き飛ばす強烈な伸び。明朝はかなり忙しくなりそうだ。

 東京競馬場ではJRA通算300勝を達成した内田博幸騎手の取材に板津記者が奔走する。「オークスの前日に区切りの勝利を達成できた。リズムはいいね」とジョッキーは晴れ晴れとした笑顔。「オークスディアジーナ、ダービーはアプレザンレーヴ。有力馬に乗れるからね。いい結果を出せるように頑張りたい」

 内田博騎手の騎乗馬はトライアルを勝って今回がGI初挑戦、ともに上位人気という共通点がある。同年のオークス&ダービーのダブル優勝なら史上5人目。75年にテスコガビー&カブラヤオーで現調教師の菅原泰夫さんが決めて以来34年ぶり。果たして、ディアジーナの結果やいかに-。

この記事はいかがでしたか?
ナイス (0)
 ナイス!(0

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

6月16日()
マーメイドS G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

6月9日()
エプソムC G3
函館SS G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
73,123万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 テーオーロイヤル 牡6
51,827万円
9 セリフォス 牡5
51,113万円
10 ナミュール 牝5
50,963万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
40,307万円
2 ダノンデサイル 牡3
38,200万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
32,053万円
4 ステレンボッシュ 牝3
28,331万円
5 アスコリピチェーノ 牝3
22,165万円
6 チェルヴィニア 牝3
21,519万円
7 シンエンペラー 牡3
19,041万円
8 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
9 レガレイラ 牝3
11,278万円
10 ライトバック 牝3
11,256万円
» もっと見る