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【京都金杯】ムーン、昇竜の如き一年に!

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【京都金杯】ムーン、昇竜の如き一年に!

 辰年にあやかり、昇り竜が新春の主役を務める。京都金杯は、ショウリュウムーンに注目だ。明け5歳を迎えて馬体がたくましさを増し、京都マイルは3戦2勝の得意舞台。縁起のいい名前だけでなく、充実著しい実力馬が重賞3勝目を狙う。

 辰年の正月レースを飾るにふさわしい器の持ち主がいる。重賞3勝目を狙うショウリュウムーンだ。降り続いたみぞれが人馬をぬらした2日朝、佐々木晶調教師が白い息を弾ませた。

 「調教の動きはすごくいい。冬毛も出ていないし、ピカピカの体。それに今年は辰年だから、“昇り竜”の年だよね」

 縁起のいい馬名にほおを緩めるほど、状態は万全だ。前走のカシオペアS3着後は短期放牧に出て、1カ月前に帰厩。ここを目標に順調に乗り込まれ、照準を合わせてきた。明け5歳で古馬らしいドッシリとした体になり、走りも安定感が増してきた。以前はヨレることがあったが、不安はもうない。3走前に特殊なハミからリングハミに替えた。「脂肪が付いたわけじゃなく、使いながら大きくなっている。よくないときには手前を何回もかえるけど、追い切りではそれがなかった」と、師は充実ぶりに目を細める。

 また、京都マイルは得意舞台だ。昨年の同レースこそ9着に沈んだが、GIII・京都牝馬Sを制するなど3戦2勝と相性がいい。「京都はうまく折り合いがつく。中団くらいで運んでジッと我慢すれば、しまいは伸びる」。馬群から一瞬で抜け出す持ち味を生かせる展開に持ちこめれば、出番は必ずやってくる。苦手にする輸送の負担が軽くなるのも好材料だ。

 「去年はシルポートにスローペースで逃げ切られたけど、辰年の今年は大丈夫でしょう」と、指揮官は笑顔で締めくくった。12年に1度の巡り合わせを追い風に上昇ムードをさらに高め、新春の頂点に登りつめてみせる。 (川端亮平)

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