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1週間の密着取材で有馬記念の勝ち馬を探り出すGI企画『東西現場記者走る』がスタート。昨年に続き、今年も大阪サンスポの川端亮平記者(32)が担当する。初日は栗東トレセンで、菊花賞馬キタサンブラックの陣営を直撃。初めて古馬と対戦するが、2勝、3着1回と得意の中山コースが舞台なら互角以上の戦いができそうだ。
有馬記念ウイーク初日の朝はめちゃくちゃ早く、そして寒い。栗東トレセンの開門時間は午前3時30分で気温は0度。だが、2年連続で有馬記念の密着取材を担当するからには愚痴ってはいられない。昨年の本命、ゴールドシップは3着。今年こそは絶対に当ててやる。
1年前は取材に欠かせない自転車のパンクというアクシデントで出ばなをくじかれたが、今年は前夜にチェック済み。スムーズなスタートは気分がいい。ターゲットの菊花賞馬キタサンブラックは、19日に追い切りを済ませ、20日朝は運動だけの調整。他馬の動向を確認して、真っ先に厩舎へ向かった。
ひと夏越してパワーアップした今秋は、始動戦のセントライト記念から2連勝でラスト1冠を勝ち取った。さらにその年の有馬記念に参戦した菊花賞馬は現在、2連勝中(2011年オルフェーヴル、12年ゴールドシップ)というデータもある。今年は、古馬の王道路線で圧倒的な実績を誇るオルフェーヴルのような絶対的な存在がいない。古馬との初対決でもチャンスは十分あるはずだ。
暗闇の中で直撃した清水久調教師は「力の差はあるので、どこまで立ち向かえるか」と口調こそ控えめだったが、簡単に引き下がるつもりはない。その根拠は舞台設定にある。中山コースは3戦2勝、3着1回。2勝はともに重賞、3着も皐月賞なら評価できる。
その3戦で目を引くのは、最後の直線に待ち受ける高低差2・5メートルの急坂での伸びだ。ここは先行馬の脚を鈍らせて後続の追撃を呼び込む難所だが、キタサンは平然と駆け上がってくる。皐月賞でも、ぴったりマークされた2着リアルスティールに一度はかわされながら、坂の上りで盛り返していた。指揮官が「折り合いがついて脚がたまるから、最後の坂でもうひと伸びできる」と分析する二枚腰は、好位から抜け出して押し切った昨年のジェンティルドンナの走りと重なる。
天皇賞・秋を勝ったラブリーデイより折り合いに不安がなく、ジャパンCを制したショウナンパンドラよりコース実績が上で、GI6勝馬ゴールドシップよりレースセンスがある。まぎれがある中山なら、キタサンブラックが古馬を一蹴するシーンがあっても驚くことはない。 (川端亮平)
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有馬記念 1956年に創設された「中山グランプリ」が前身。当時の理事長の有馬頼寧氏が、プロ野球のオールスター戦のようにファン投票によって出走馬を選出するレースを提案し、創設された。しかし、57年1月9日に創設者である有馬氏が急逝したため、同氏の功績を称え、有馬記念と改称された。以来、年末の風物詩として親しまれ、幾多の名馬が名勝負を繰り広げてきた。
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