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【テレ玉杯オーバルスプリント2024特集】山崎エリカのDG攻略 南関東勢の活躍が目立つレースだが今年の傾向は?

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【テレ玉杯オーバルスプリント2024特集】山崎エリカのDG攻略 南関東勢の活躍が目立つレースだが今年の傾向は?

2011年にグレードレースとして生まれ変わり、今年で13年目のテレ玉杯オーバルスプリント。このレースは最後の直線距離が約200mととても短く、枠の影響を強く受ける浦和で行われるため、JRA勢が手薄になることが多い。2013年にはセイントメモリー(大井)が優勝し、18・19年にはノブワイルド(浦和)が連覇を達成するなど、他のダートグレードよりも南関東勢の活躍が目立っている。

またこのレースは2021年に1番人気のラプタスが10着に大敗するなど、2022年にシャマルが1番人気で優勝するまでの11年間も1番人気馬での優勝がなかった。その理由として、JRA勢が手薄であること以外に別定戦(基準重量4歳以上54Kg、3歳52kg、牝馬2kg減)で行われることも影響している。

しかし、斤量が57Kgまでの1番人気馬で、過去1年以内に3歳以上のダートグレードを優勝か、前走で南関東重賞を勝利していた馬は有力。2011年以降の成績は【1・2・2・0】と、それなりに応えられている。1着の該当馬は、2021年シャマル。2着の該当馬は、2014年のエーシンビートロン、2016年のソルテ2着。3着の該当馬は、2015年のタガノトーネル、2020年のノブワイルドである。

それ以上に有力なのは、前走で距離1500m以上の牡馬混合のダートグレードで連対した馬だ。過去10年の成績は【2・1・0・0】と勝率100%だ。1着の該当馬は、2022年のシャマル、2023年のドライスタウト。2着の該当馬は、ワイドファラオである。2020年よりかきつばた記念が距離1500mになって以降、そこの勝ち馬がよく活躍している。


他に狙い目なのは、前走で8月の後半に行われる新潟ダ1200mのオープン(現在は、NST賞)に出走していた馬だ。それらの過去10年の成績は【2・0・1・0】と複勝率100%だ。1着の該当馬は、2014年のキョウエイアシュラ、2016年のレーザーバレット。3着の該当馬は、デュアルスウォード。2012年には前記に該当のアースサウンドが優勝している。どの馬も4着以下だったことから、着順に関係なく本命候補となりそうだ。

さらに同年のJpn2・さきたま杯で3、4角で2番手以内で3着以内だった馬も有力。それらの過去10年の成績は【1・2・0・0】。1着の該当馬は、2022年のシャマル。2着の該当馬は、2016年のソルテ、2020年のブルドッグボス、2023年のスマイルウィ。ただし、同年のさきたま杯で3着ながら、前走で3.1秒差で大敗していたナイキマドリードが7着に敗れていることから、前走で大崩れしていないことが条件で狙いたい。

また同年の浦和1400mの重賞、プラチナカップを勝利したダートグレード勝ちの実績がある地方馬も有力。プラチナカップが重賞に格上げされたのは2018年からだが、過去6年で【1・1・1・0】と複勝率100%である。1着の該当馬は、2019年のノブワイルド。2着の該当馬は、2020年のベストマッチョ。3着の該当馬は、2022年のティーズダンクだ。

さらに前走で同年のクラスターカップに出走し、3角3番手以内で3着以内だった馬も有力。それらの過去10年の成績は【1・0・2・0】。1着の該当馬は、2017年のサイタスリーレッド。2着の該当馬は、2018年のオウケンビリーヴ。3着の該当馬は、2017年のブルドッグボス。2013年に前記に該当のタイセイレジェンドが2着に善戦している。

その他、前走勝ちの3歳馬が活躍。それらの過去10年の成績は【0・1・1・0】。2着の該当馬は、2019年のワイドファラオ。3着の該当馬は、アランバローズ。3歳馬は過去10年で5頭出走と、出走頭数こそ少ないが、軽斤量で勢いのある3歳馬は確かな活躍を見せている。

最後に人気薄で好走しているタイプはというと、前走で南関東の1600mのオープンか重賞に出走していた馬だ。同年のさきたま杯を含め、南関東重賞で8戦連続連対していた2023年のスマイルウィこそ、2番人気まで支持されての2着だったが、2021年のティーズダンクは5番人気で5着だった。

その他にも、2016年にレガルスイが7番人気で3着、2018年のトーセンハルカゼが5番人気で3着、2021年のアランバローズが3番人気で3着に健闘している。遡れば2013年に4番人気で優勝したセイントメモリー、同年に6番人気で3着のジョーメテオも前記に該当。このパターンは過剰に人気がないので、相手候補に一考したい。


まとめるとこうなる!


●本命候補
 ・斤量が57Kgまでの1番人気馬で、過去1年以内に3歳以上のダートグレード勝ちか、前走で南関東の重賞を勝利していた馬。
 ・前走で距離1500m以上の牡馬混合のダートグレードで連対した馬。
 ・前走で8月の後半に行われる新潟ダ1200mのオープン(現在はNST賞)に出走していた馬。
 ・同年のさきたま杯で3、4角で2番手以内で3着以内だった馬も
 ・同年の浦和1400mの重賞、プラチナカップを勝利したダートグレード勝ちの実績がある地方馬。
 ・前走クラスターカップに出走し、3角3番手以内で3着以内だった馬。
 ・前走勝ちの3歳馬。

●穴馬候補
 ・前走で南関東の1600mのオープンか重賞に出走していた馬。

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