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【俺のチェックポイント】ソリスト絞れた!上昇ムード

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【俺のチェックポイント】ソリスト絞れた!上昇ムード

 フェブラリーSの「俺のチェックポイント」4日目は、大阪サンスポの山口大輝記者が根岸S9着から巻き返しを図るソリストサンダーの上積みに注目。太め残りだった前走から、ひと叩きされ上昇ムードが漂う。距離延長で、スムーズに流れにも乗れそうな今回はガラリ一変がありそうだ。

 ◇

 レースが近づいてきた17日の取材でも、「どの馬も決め手にかける感じ。混戦だね」との声が聞こえてきた今年のフェブラリーS。各馬が虎視眈々とダート王の座を狙っている。

 能力が拮抗しているなら、“上昇度”を重要視するのもひとつの手だ。そこで、気になったのがソリストサンダー。前哨戦の根岸Sは1番人気で9着に敗れたが、戦前に陣営から馬体が絞り切れない、という話を聞いていた。実際、4キロ増の486キロでの出走だった。そのぶん、上積みが大きいはず、ということで注目した。

 早速、高柳大調教師を直撃。馬体重について聞くと「寒い時期は体調が本当に良くて、絞り切れない。だけど、今週時点で488キロ。輸送を含めて、ちょうどいいと思います」と、叩いた効果を証言してくれた。前走時のレース当週は、栗東トレセンで494キロだったという。今回は6キロくらい絞れる計算で、「上積みはありますよ」と口調も力強い。

 1ハロンの距離延長もプラスだ。重賞初制覇となった前々走の武蔵野S(1600メートル)では、直線入り口で先行勢を射程圏に入れるポジションまで押し上げ、昨年のフェブラリーS2着エアスピネルなどを撃破。一転、前走の根岸Sは、一昨年の5月以来となる7ハロン戦で、4コーナー9番手からの競馬となった。「前走は忙しかったですね」と指揮官。「忙しい競馬をさせたぶん、今回はテンからスムーズに流れに乗れると思います」と距離延長を歓迎していた。【0・1・0・5】の7ハロンに対し、8ハロンは【1・3・1・1】と実績も歴然だ。

 「東京の1600メートルはベスト。今年のメンバーならチャンスはあると思います」と高柳大調教師は締めくくった。明らかに条件が好転する一戦。重たい印を用意して、枠順決定を待ちたい。(山口大輝)

フェブラリーSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載

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