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シルクロードSの追い切りが26日、東西トレセンで行われ、美浦ではタンザナイトSを勝ったナランフレグがWコースでラスト1ハロン11秒6と上々の切れ味を披露。得意の中京コースで、今回も自慢の末脚を発揮しそうだ。栗東ではカレンモエが坂路をシャープに駆け上がり、調教評価は最高の『S』となった。
デビュー16年目での“恩返しV”へ、鞍上自ら渾身(こんしん)の仕上げだ。シルクロードSで重賞初制覇に挑むナランフレグが切れ味鋭く先着。手綱を取った丸田騎手は白い歯をこぼした。
「もう少し全体時計が速くなるかと思ったのですが、ゆっくりそうだったので早めにうながしていきました。体の使い方が良かったし、しっかりと反応してくれました。この馬らしい、いい伸びだったと思います」
雨上がりの美浦Wコースでナンヨーヴィヨレ(古馬1勝クラス)を4馬身ほど追走。直線入口で早くも馬体を併せると、鞍上のゴーサインに応えて一気に突き放した。6ハロン85秒4-11秒6で1馬身先着。2週連続でラスト1ハロン11秒台をマークし、宗像調教師も「最後は抜け出して単走のような形でもいい動きでした。順調にきています」と合格点を与えた。
芝20戦中11戦で上がり3ハロン最速をたたき出している末脚自慢。オープン入り後はなかなか勝ち切れなかったが、前走のタンザナイトSで2年ぶりの美酒を味わった。ジョッキーは「あれだけ鋭い脚を使える馬はなかなかいない。鋭くとがった個性は魅力」と武器にほれ込んでいる。
鞍上には、どうしても勝ちたい理由がある。宗像厩舎には2007年のデビューから11年間所属し、フリー転向後も毎日のように調教にまたがってきた。師弟タッグでは重賞に15回挑戦して3着が最高。宗像厩舎の馬でタイトルを取ることが悲願だ。弟子が「長く先生にお世話になってきて、ひとつ大きいところで(感謝を)形にしたいという思いはいつも頭にあります」と熱く語れば、師匠も「ずっとうまく乗ってくれていますから。頑張ってくれると思います」とエールを送る。
目指すは今回と同じ舞台で行われる高松宮記念。2年前は登録したものの、賞金不足で出走がかなわなかった。「力の要る馬場は大丈夫だし、この時期にちゃんと走っている。いい形で臨めると思います。ここで賞金を加算して次も向かいたいですね」。初タイトルを飾り、師弟でいざ夢舞台へ-。今年36歳の年男ジョッキーは、さらなる高みをはっきりと見据えている。(漆山貴禎)
★シルクロードSの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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