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【安田記念】インディチャンプ、究極仕上げ!

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【安田記念】インディチャンプ、究極仕上げ!

 雨上がりの肌寒さを吹き飛ばす、熱のこもった最終リハだ。GI初挑戦で頂点を目指すインディチャンプが、坂路での併せ馬で2馬身先着。生野助手は、確かな手応えを口にした。

 「調教師から“しっかりとやるように”と言われていたので、意識しました。馬場は重かったですが、しっかりと動けていましたし、良かったと思います」

 火曜に雨が降り続いた影響で、たっぷり水を含んだ馬場状態。それでも僚馬ブラックスピネル(OP)と並んで走り始めると、重馬場を苦にすることもなく、リズムよくスピードに乗っていった。小気味いいピッチ走法で駆け上がり、ラストは目いっぱいに追われてフィニッシュ。4ハロン51秒6-12秒4の好時計で、好調をアピールした。

 22日の1週前追い切りでは福永騎手が手綱を取り、坂路4ハロン51秒0-12秒2。鞍上は「1歩目からリラックスできていて、いい精神状態。一度レースを使われたことで、いいガス抜きができたかな」と好感触を得ていた。前走のマイラーズCは勝ち馬ダノンプレミアムから0秒2差の4着も、福永騎手が「追い切りを目いっぱいやらなかった。返し馬で太め感があるなと思いました」と話すように、“前哨戦仕上げ”だったことも確か。2週連続でしっかり追われた今回は、間違いなく“本番仕上げ”だ。

 今回と同舞台で行われた東京新聞杯を、1分31秒9の好時計でV。3連勝で重賞初タイトルを手に入れた。

 「(東京新聞杯を)勝ったときに、GIでもいい勝負ができると思った。持っているポテンシャルは(他の出走馬と)ヒケを取らないと思うし、非常に楽しみにしています」

 近5戦連続で手綱を取る福永騎手は、そう言って不敵な笑みを浮かべた。春のマイル王者決定戦にGI馬7頭が集結。前走で敗れたダノンプレミアムと現役最強牝馬アーモンドアイが人気を集めそうだが、こちらはGI初挑戦とはいえ、1戦1勝の東京コースで、7戦4勝のマイル戦。実績を残す舞台で、素質馬が2強対決に待ったをかける。 (山口大輝)

安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

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