まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
1週間の密着取材から勝ち馬をあぶり出すGI企画の4日目。スプリンターズSを担当する東京サンスポの柴田章利記者(43)は、栗東から美浦に移動。サクラゴスペルに狙いをつけた。今年、重賞2勝と衰えを知らぬ7歳馬。あのロードカナロアと同世代の関東馬に穴の匂いを嗅ぎ取ったようだ。
栗東から6時間かけて美浦にやってきた。「3頭しか関東馬がいないのに、熱心だね」と、なじみの関東記者にいわれたが、こういうときにこそ関東馬の激走は警戒が必要なのだ。
注目しているのは7歳馬サクラゴスペル。今年は夕刊フジ賞オーシャンSを勝って、高松宮記念8着。京王杯SCを勝って安田記念17着。つまり一戦ごとに勝ちと惨敗を繰り返している。ということは今度は勝つ番だ。
「いつもならオーソドックスに1、2戦使ってからGIですけどね。休み明けでも走るタイプだし、もともと夏場は得意じゃない。今回は秋の最大目標をここに置いて、仕上げてきました」
いつもながらの物静かな口調で尾関調教師が淡々と話してくれた。それにしてもつかみどころがない馬だ。オーシャンSの追い切りではバタバタの走り。見ている誰もがダメだと思ったが、レースでは逃げるハクサンムーンが粘るのを、ゴール前で差しきった。ところが高松宮記念では中団から流れ込むだけ。
「あの時は直線でずっと外から寄られて挟まれてしまいました。それにいい状態と思っていたけど、馬体が減っていた。それだけに(輸送の短い)関東でレースができるのはいいと思います」
調教師の言葉どおり、中山ではオーシャンS2勝を含む【3・1・0・2】と得意にしている舞台だ。
最後に実績の割に人気になりそうもないことを聞くと、「それは僕にいわれてもね…。でも実績はこのメンバーでも上位でしょう。追い切りの動きはよかったし、強い世代の生き残りとしてがんばりますよ」と笑顔をみせた尾関師。強い世代とはスプリント王として君臨したロードカナロアと同じ世代ということ。人気はなくとも実力は確かな意外性の男サクラゴスペル。混戦のスプリント路線はやっぱり強いカナロア世代が統一するのだろうか。 (柴田章利)
★スプリンターズSの枠順はこちら
東西現場記者走る 昨春始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者たちが、トレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|