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第50回函館2歳ステークス(22日、函館11R、GIII、2歳オープン国際(特指)、馬齢、芝1200メートル、1着本賞金3100万円 =出走16頭)小崎綾也騎乗で2番人気のアスターペガサスがゴール寸前でハナ差かわしてV。新馬戦に続く無傷の連勝を決め、JRAで2歳世代最初の重賞ウイナーに輝いた。デビュー5年目の小崎騎手は重賞初勝利。タイム1分9秒4(良)。2着は7番人気のラブミーファインで、1番人気ナンヨーイザヨイは9着に終わった。
鞍上のすさまじい執念で勝利をもぎ取った。2番人気のアスターペガサスが、後方から鮮やかに末脚を伸ばしてハナ差V。懸命なアクションで相棒を世代最初の重賞ウイナーに導いた小崎騎手の笑みがはじけた。
「今までにないくらいうれしいです。新馬を使って馬が良くなっていたので、レースがすごく楽しみになるくらい自信がありました」
課題のスタートで後手に回ったが、慌てなかった。新馬戦でコンビを組んだ後も調教に騎乗。特徴を把握していたからこその冷静な対処だった。馬混みを突いて徐々にポジションを押し上げて直線へ。「反応してからしっかり動いてくれるので、届いてくれるかな…と必死に追いました」。馬場の大外からグイグイ脚を伸ばして、最後の一完歩でラブミーファインを捕らえた。中竹調教師も「届かないようなところから来たのはポテンシャルだね」と目を丸くしたほどの決め手だった。
デビュー5年目の小崎騎手にとっては、11度目の挑戦で待望の重賞初制覇。これまで度重なるけがに苦しみ、昨夏には豪州への修業にもチャレンジした。「新馬から期待馬に乗せていただき、重賞でも引き続き乗せていただいて、関係者に感謝したいです」。幾多の苦難を乗り越えて手にした重賞タイトル。しみじみと喜びをかみしめた。
今後は放牧に出され、朝日杯FS(12月16日、阪神、GI、芝1600メートル)が大目標。「1、2回使って行くことになると思う。もう2ハロン(延長)くらいは距離の融通がきかないかな」と中竹師は青写真を口にした。
米国生まれの若駒と、ようやく重賞をゲットした若武者。伸びしろあふれる人馬が、明るい未来へと大きく羽ばたく。 (斉藤弘樹)
★22日函館11R「函館2歳S」の着順&払戻金はこちら
アスターペガサス 父ジャイアンツコーズウェイ、母アールヒートライトニング、母の父トリッピ。栗毛の牡2歳。栗東・中竹和也厩舎所属の米国産馬。馬主は加藤久枝氏。戦績2戦2勝。獲得賞金3856万7000円。重賞初勝利。函館2歳Sは中竹和也調教師が2015年ブランボヌールに次いで2勝目、小崎綾也騎手は初勝利。馬名は「冠名+ペガサス」。
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