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今週の東西調教ウオッチャーは、日本ダービーが対象レース。美浦からは東京サンスポの片岡記者、栗東からは大阪サンスポの宇恵記者、関西競馬エイトの明木トラックマンが、調教からの狙い馬を取り上げた。
宇恵 いよいよ、競馬の祭典。今年は混戦だけに、波乱も…。
明木 面白いのはカデナ。CWコースの最終追いで、重心の低い走りを見せていたし、その状態でまだトップギアに入っていない感じがあった。皐月賞9着から巻き返しは必至じゃないかな。
宇恵 スワーヴリチャードは調教評価『S』。切れ、反応ともに良かったですよ。手前の替え方もスムーズで、走りがぎくしゃくしていた皐月賞時とは違いますね。乗り込み量も十分で、前走以上だと思います。
明木 インパクトならサトノアーサー。この厩舎らしく、先週までに長めの調教を消化して、当週は半マイル追い。しっかりと負荷をかけてきたし、仕上がりはケチのつけようがない。
片岡 関東馬もお忘れなく。レイデオロは、調教評価でSに近いA。無理していないのに、弾むような躍動感があった。デビュー以来、最高のデキというのは、こういう時に使うんやろうな。ダイワキャグニーはレース間隔が詰まっているので坂路で併走調整だったが、この馬なりによさそうだった。
★日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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