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ダービーフィズはキズナ、エピファネイア、コディーノと、当時の“3強”がそろった弥生賞(7着)を除けば、中山(1)(2)(3)着のコース巧者。先週16日には「動かない」(小島太調教師)美浦坂路で4F51秒3の好時計をマークし、勝負がかりの’14初戦と見てよさそうだ。
今週も当初は坂路の予定だったが、前日の降雪で悪路になったため、影響の少ない美浦Pコースに変更した。蛯名騎手が跨がり、アロマカフェと併せ馬。手応えでは調教駆けする相手に見劣ったものの、逆に調教駆けしないタイプがしっかり併入フィニッシュでまとめたあたりに充実ぶりを感じる。
「いい雰囲気できている。以前はゲート内で鳴くくらい幼かったが、体、気持ちともにそこら辺がだいぶ抜けてきた」と蛯名騎手が言えば、小島太調教師も「1戦ごとに動きが良くなっているのは確か。もともとの素質の良さに、ようやく実が追いついてきた」と、ともに心身の成長を強調する。
脚質的に内回り9Fから外回り11Fに替わるのは間違いなく好材料。「今年、どの路線に行くかを占う丁度いいレース」(トレーナー)で、どんなパフォーマンスを見せるか目が離せない。
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