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21日の中山10Rで行われた第136回中山大障害(3歳上障害オープン、J・GI、芝4100メートル、16頭立て、1着賞金=6500万円)は、五十嵐雄祐騎手騎乗の5番人気アポロマーベリック(牡4歳、美浦・堀井雅広厩舎)が早め先頭の積極策から堂々と押し切り、後続を寄せ付けず圧勝。初のJ・GI挑戦で金星をあげた。タイムは4分45秒8(稍重)。
不運な落馬に泣かされた“天才ジャンパー”が、大一番で見事な飛越とスタミナを見せつけた。前走の秋陽ジャンプSで落馬した馬に巻き込まれて競走中止の憂き目を見たアポロマーベリックが、新コンビの五十嵐雄祐騎手を背に難関障害を次々とクリア。最後までライバルを寄せ付けず、圧勝劇を演じた。
レースは最初の障害で古豪メルシーエイタイムが落馬するアクシデント。残る15頭を引っ張って逃げたのはなんと13歳馬スプリングゲントだった。これを追走したのはテイエムブユウデン。さらにアポロマーベリックと続く。人気のバアゼルリバー、メイショウブシドウ、エアペイシェンスなどはいずれも中団からやや後方で序盤を進めた。最初の難関である大竹柵を飛越したところで、アポロマーベリックが先頭を奪い、安定した飛越でリードを保つ。大生け垣でも落馬はなく、勝負どころを迎えるとアポロマーベリックを目がけて人気の3頭も押し上げてくるが、なかなか差は詰まらず、逆にアポロマーベリックがリードを広げていく。最終障害を飛越すると、明らかなセーフティーリード。最後は8馬身差をつけて、障害界の頂点をきわめた。2着争いを演じていた有力馬がスタミナをなくし、終盤にかける競馬で末脚を伸ばした紅一点の8番人気ハッピーティアが2着を確保。2着から3/4馬身差の3着争いは写真判定となったが、2番人気のメイショウブシドウが3着で、1番人気バアゼルリバーは4着に敗れている。
障害リーディングを獲得した経験もある五十嵐雄祐騎手だが、J・GIはうれしい初勝利となった。
アポロマーベリックは、父アポロキングダム、母オメガファスター、母の父Theatricalという血統。北海道日高町・藤本友則氏の生産で、アポロサラブレッドクラブの所有馬。通算成績は20戦5勝(うち障害7戦3勝)。重賞はJ・GIII東京ジャンプS(2013年)に次いで2勝目。堀井雅広調教師、五十嵐雄祐騎手ともに中山大障害は初勝利。
五十嵐騎手は「跳びがすごく上手な馬ですし、コースロスなく行こうと思っていました。マイペースで行けたのも良かったですね。体の使い方が上手で、スタミナのロスが少ない馬。この長い距離もこなしてくれて、うれしいです。(J・GI初勝利は)目標のひとつだったので、本当にうれしい。春のグランドジャンプも勝ちたいですね」と満面の笑みを浮かべていた。
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