【東京HJ】オースミムーン障害重賞3連勝!2013年10月13日(日) 05:00
第15回東京ハイジャンプ(12日、東京8R、J・GII、障害3歳上オープン(混)、別定、3110メートル=直線芝、1着本賞金4000万円=出走11頭)高田潤騎乗の1番人気オースミムーンが2周目3コーナー手前から先頭に立つと、直線の最終障害を飛越してからひと踏ん張り。内から伸びてきた3番人気バアゼルリバーに1馬身3/4差をつけて、小倉サマージャンプ、阪神ジャンプSに続き、重賞3連勝を達成した。タイム3分27秒3(良)。今後は未定。2番人気のアサティスボーイは1周目4号障害飛越後に躓いて石神深一騎手が落馬し、競走を中止した。
◆高田潤騎手(オースミムーン1着)「いい枠が当たったので出たなりで、リズムよく跳ばせることだけ考えた。(勝負どころで)早めに動く形になったが、馬が反応したので邪魔しないように行かせた。最後は右にモタれながらでも伸びて強い競馬でした」
◆小坂忠士騎手(バアゼルリバー2着)「春に比べて馬が良くなっていて、道中の行きっぷりも良かった。次はもっと良くなる」
◆熊沢重文騎手(ネオレボルーション3着)「気持ちの難しい面はだいぶ解消されてきたんじゃないかな。きょうは集中して走れていたし、先々が楽しみ」
オースミムーン 父アドマイヤムーン、母レディクライマー、母の父リアルシャダイ。鹿毛の牡4歳。栗東・小野幸治厩舎所属。北海道日高町・山際辰夫氏の生産馬で、馬主は(株)オースミ。戦績18戦4勝(うち障害7戦4勝)。獲得賞金は1億1677万9000円(すべて障害)。重賞は2013年小倉サマージャンプ、阪神ジャンプS(ともにJ・GIII)に次いで3勝目。東京ハイジャンプは小野幸治調教師、高田潤騎手ともに初勝利。 |
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【中山GJ】バアゼルリバー悲願へ抜かりなし2013年4月8日(月) 15:50
中山の土曜メーンはJ・GI中山グランドジャンプ。距離は国内最長の芝4250メートルで、大障害コース名物の大竹柵、大いけ垣を含む12個の障害をクリアしなければならないサバイバルレースだ。飛越センスはもちろん、スタミナが要求される。
昨年の覇者で最優秀障害馬に選出されたマジェスティバイオの不在は残念だが、今年も好メンバーが顔をそろえた。中心はバアゼルリバー(栗・松田博、牡7)だ。昨年は中山GJ、中山大障害ともに2着と、あと一歩で涙をのんだが、前走の阪神スプリングジャンプ3着をひと叩きして気配は確実に上昇。この中間は悲願のJ・GI獲りに向けて抜かりのない調整を行っている。
その阪神SJを勝ったシゲルジュウヤク(栗・西橋豊、牡5)は中山の大障害コースは初めてとなるが、持ち前の先行力と飛越センスの良さは大きな武器となる。
前哨戦のペガサスジャンプSを制したリキアイクロフネ(美・田中剛、牡6)や3年前の中山GJの覇者メルシーモンサン(栗・武宏、牡8)の底力も侮れない。
4月13日中山11R・中山グランドジャンプの特別登録馬(想定騎手入り) ★PCはこちら ★スマホはこちら |
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