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14日の中山5R2歳新馬(芝1600メートル、牝馬限定)は、松岡正海騎手騎乗の1番人気ニシノミチシルベ(美浦・手塚貴久厩舎)が中団からあっさりと差し切って完勝。タイムは1分38秒7(良)。
フリメールがロケットスタートを決めて、一気に2馬身のリードを取り、そのままマイペースの逃げを打つ。フジノグランデが2番手につけ、人気のニシノミチシルベは中団の外を追走した。道中はスローで流れたが、直線入り口で2番手からフジノグランデが積極的に前をつかまえに行く。しかし、そのすぐ外に絶好の手応えで並びかけてきたのがニシノミチシルベ。追い出されると手応え通りに力強い伸び脚を見せて1馬身3/4差で快勝した。2着争いは大激戦となったが、最後は外から伸びた7番人気のダイワインテンスが確保。ハナ差3着はダイワとともに伸びてきた8番人気のミュゼミランダだった。
ニシノミチシルベは、父タイキシャトル、母ニシノミライ、母の父セイウンスカイという血統。祖母ニシノフラワーは桜花賞、スプリンターズS、阪神3歳牝馬SのGI3勝馬。
松岡騎手は「まだ追われて尻尾を振ったり、返し馬でも物見したりと幼さを見せていますが、最後のアクションは良かった。気性が成長してくればもっと良くなります」と課題を指摘しつつ、今後の良化を見込んでいた。
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