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今週の小倉メーンは、GIII北九州記念(芝1200メートル)。全6戦の総合ポイントで争うサマースプリントシリーズの第4戦。ハンデ戦だけに、波乱の目も十分だ。
連覇を狙うスギノエンデバー(栗東・浅見秀一厩舎、牡5歳)が、57キロのトップハンデを課された。小倉では6戦4勝(2着1回)と舞台適性は確かだが、前年比プラス2キロの斤量をどう克服するかがカギになる。
マイネルエテルネル(栗東・西園正都厩舎、牡3歳)は、福島でOP特別のバーデンバーデンCを快勝した勢いに乗っての参戦。昨夏の小倉で新馬-小倉2歳Sを快勝したあとは低迷したが、ここに来てグングン調子を上げており、夏場が得意なのは間違いないだろう。ハンデも54キロと魅力的だ。
差しの決まる展開ならサドンストーム(栗東・西浦勝一厩舎、牡4歳)も上位争いが見込める。小倉は未経験だが、前走のCBC賞では上がり最速をマークしての3着。勝てばシリーズVの可能性も十分あるだけに、注意が必要だ。
メンバー最多の小倉5勝を誇るキョウワマグナム(栗東・角田晃一厩舎、牡6歳)は長期休養明け3戦目。ハンデも55キロで、穴中の穴的な存在だ。53キロのアイラブリリ(栗東・福島信晴厩舎、牝4歳)や、55キロのハノハノ(栗東・西園正都厩舎、牡5歳)もコース実績があり、流れひとつで浮上の余地がある。1分6秒9の好時計で佐世保Sを制したバーバラ(栗東・小崎憲厩舎、牝4歳)も侮れない1頭だ。
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