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最高の状態に仕上がった。菊花賞(23日、京都、GI、芝3000メートル)の追い切りが19日、東西トレーニングセンターで行われた。春の2冠を制したオルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)は坂路で自己ベストのタイムをマークして楽々と5馬身先着。サンケイスポーツ・調教採点でも出走馬中ただ1頭の『S』評価を獲得した。史上7頭目の3冠制覇への準備は整った。菊花賞の枠順は20日午後に確定。21日に一部ウインズで金曜発売が実施される。
出走予定馬
これが3冠制覇に向けた究極仕上げだ。秋の肌寒さを感じる開場直後の午前6時、2冠馬オルフェーヴルが栗東坂路で豪快なデモンストレーションを披露した。
古馬1600万下のトレイルブレイザー(牡4)を2馬身前に置いてスタートしたオルフェーヴルは、鞍上の池添謙一騎手(32)=栗東・フリー=と呼吸を合わせながら、残り400メートル地点から動き始める。僚馬と馬体を併せたのはほんの一瞬。ラスト200メートル手前で早々と前に出て突き放しにかかる瞬間は、スタンドで見守る報道陣がざわついたほど。800メートル51秒2-37秒5-12秒3は自己ベストタイ。最後は圧巻の5馬身先着で締めた。
「先週しっかりやっているけど、今週もおつりを残さないようにしっかりやった。きょうは、もたれる面もなかった」
最終追い切りを終えた池添は満足げな表情を浮かべ、感触を伝える。
夏から秋にかけて、2冠馬の成長力は周囲の想像を超えていた。主戦もその成長に驚いたひとり。「今まで僕が乗ってきた中で(乗り味で)一番はデュランダルだった。でも、違いましたね。夏を越したオルフェーヴルは」。03&04年マイルCS連覇などGI3勝を挙げた、かつての最高のパートナーを超える評価を与え、その乗り味を“極上”と表現。池江泰寿調教師(42)=栗東=も、「首の可動域が広くてうなるような走り。古馬の時のメジロマックイーンのよう」と、オルフェーヴルの母の父であり、父・泰郎元調教師の元で90年菊花賞を制し、91&92年天皇賞・春を連覇した超一流ステイヤーに重ね合わせる。
史上7頭目となる3冠達成の期待は高まり続けている。課題とされる未知の3000メートル、偉業を阻止しようとするライバルたちのプレッシャー、そして折り合いという自分との戦い。すべてを覚悟の上で池添は言う。
「オルフェーヴルを信頼しているし、僕にとって心強く、大きなパートナー。みんなもスターホースを求めていると思うし、オルフェーヴルがそうなれるように、しっかり乗りたい」
栄光の3冠制覇へ。築き上げた“信頼”を武器に、オルフェーヴル&池添が、秋の京都で菊の大輪を咲かせてみせる。 (板津雄志)
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