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第28回東海S(22日、京都11R、GII、3歳上オープン国際、別定、ダ1900メートル、1着本賞金5300万円 =出走14頭)和田竜二騎乗、2番人気のワンダーアキュートが1分53秒7のJRAレコードで快勝。2着は6番人気のランフォルセ、3着は5番人気のシルクメビウス。1番人気のゴルトブリッツは直線で伸び切れず5着に終わった。
3歳時の輝きを取り戻した。不良馬場での高速決着を制したのは5歳馬ワンダーアキュート。今年のフェブラリーS優勝馬トランセンドが昨年2月に作ったレコードを1秒7も更新し、重賞3勝目を飾った。
「道中は折り合いがついてタメがきいていた。いい展開になったのもあるけど完勝だったし、本当に力をつけているね」
3歳時には重賞2勝を含む3連勝。和田騎手は素質馬の復活を喜んだ。3番手を追走して直線へ。逃げ粘るランフォルセを3/4馬身振り切った。
「状態が上がっていたのもあるし、距離が延びたのもよかった。GIII、GIIときたので次だね」と佐藤正調教師も飛躍を誓う。次走は交流GIの帝王賞(6月29日、大井、ダ2000メートル)。ビッグタイトルを奪いにいく。(瀬戸聡)
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