まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
中学数学でつまずく人が多い単元に「関数」がある。2つの変数XとYがあり、Xの値が一つ決まるとYの値が必ず一つ決まる場合、「YはXの関数である」という例のアレだ(笑)。難しく感じる人は読み飛ばして頂いてもOK。これは無論、主題ではない(笑)。
数学にしろ英語にしろ国語にしろ、世の中に出てから使うことなどほとんど無い勉強を何故、日本国憲法は「(教育を受けさせる)義務」と明文化しているのか。その疑問は宇宙の外側に何があるのか理解するのと同じくらい不可解だが(笑)、実際「関数」は日常生活の中で当たり前に使われていたりする。
生徒に関数の話をする際よく使う「ブラックボックス」の話。箱の入口(X)にある数字を入れるともう一方の出口(Y)から別の数字が一つ出てくる。この箱の中でどの様な操作がなされているか? という質問だ。
たとえば入口(X)に“1”をいれると出口(Y)に“130”が出てくるとする。入口が“2”なら出口が“260”、“3”なら“390”だった場合、ブラックボックスの中で行われる操作は「かける130」。Y=X×130が成り立ち、この場合YはXの関数(比例)だ。ちなみにこの式が使われるのは“自動販売機”。1本なら130円、2本なら260円というあんばいだ。中学時代難しく感じた「関数」もこんな風に考えれば簡単で、日常生活で使われる例も説明されると何となく“必要?”と思えてくるから不思議だ(笑)。
外国の学問は中国の書物しか読まなかった時代、関数は中国から日本に入り、当時は「関数」ではなく「函数」(=箱の中の数)と書いたらしい。「関数」よりも「函数」のほうが理解し易かったのでは? と思うのは私だけだろうか。
さて、箱の中で数字が変わるのは関数だが「入って変わる」のは数字だけではない。競馬の世界には「厩舎」があり、素質や血統に関係なく“同じ厩舎”に入ることで馬が変わるケースは存在し、特に強い馬が集まる厩舎に所属する若駒は、稽古で強い馬と走るため、実戦で思わぬ力を発揮する。今週土曜、阪神競馬場のメイン競走として行われる毎日杯の予想に寄せ、今日は「函」金言を紹介するとしよう。
曰く「3歳戦は血統よりも函(厩舎)を見よ」。
受験生指導をしていると教室の“空気”が生徒に伝播し、受験結果を左右することがある。たとえば皆で切磋琢磨し高め合う教室では毎年“不思議な合格”が生まれるが、競馬の世界で、強い厩舎の馬が実力では敵わないはずのライバルを負かすのも同じことだろう。
サトノシュトラーセは友道厩舎。先輩には有馬記念馬ドウデュースやユーキャンスマイル、ポタジェなどがいて厩舎レベルは超一流。強い馬に稽古を付けてもらう馬は自然と強くなる。戦いの世界の自然の摂理だ。
「鶏口牛後(けいこうぎゅうご)」がある一方で「腐っても鯛」がある。都合よく使い分ければ世の中何でも説明できるのは戴けないが、今週末は「腐っても鯛」に軍配を上げたい気分の私だったりする(笑)。
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|
「3歳戦は血統よりも函(厩舎)を見よ」
おっしゃる通りだと思います。
もう1頭、気になる函の馬がいます。
イクイノックスはいなくなりましたが、
同期に重賞級の3歳馬がズラリと並ぶ厩舎
レガレイラ
チェルヴィニア
アルセナール
マーシャルポイント
ヘデントール
を擁する木村厩舎のニュージーズです。
サトノシュトラーセと2頭軸で期待します。