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阪神芝1600mで施行される2歳限定のG1。
2014年に中山から舞台を移し、今年は10回目の阪神開催となる。
ホープフルSのG1昇格後は、路線の棲み分けも進んでおり、このあたりの傾向変化にも注目したいところ。
データは阪神開催の過去9年分を使用する。
逃げた馬の成績は【0-0-1-8】。
馬券内へ粘ったのは、2016年12番人気3着ボンセルヴィーソのみ。
この年の前半3ハロン35秒6は最も遅く、2枠4番も味方になったが、当日は外差しの利く馬場で、連対馬は4角2桁位置から追い込んでいる。
ボンセルヴィーソはNHKマイルCでも3着に走り、古馬のマイル重賞でも度々馬券絡んだことから、フロックという感じではない。
逃げた馬の平均人気は9.1となり、3番人気以内でハナを切った馬はいない。
ただ、上がり最速馬が4勝7連対、複勝率72.7%だから、直線に十分な距離のある外回り戦らしく、末脚のしっかりしたタイプの好走が目立つ。
阪神芝1600mのスタートは向こう正面、2コーナーを過ぎたあたり。
3コーナーまでは444mあり、ペースは組み合わせに左右されやすい。
外回りの角度の緩いコーナーを回り、直線は高低差1.8mの坂を含む474m。
最後に速い脚を使えないと厳しい。
冒頭の話に少し触れると、2017年にホープフルSのG1昇格以降、中距離馬はそちらへ、マイラーは朝日杯FSへと傾向が強くなった。
牡馬三冠にマイル戦はないため、クラシックを目指す馬が、朝日杯FSを選択する意味は薄い。
2014年、阪神移行後の前半3ハロンは以下のとおり。
2014年 34.9
2015年 34.7
2016年 35.6
2017年 35.2
2018年 35.3
2019年 33.8
2020年 33.7
2021年 34.3
2022年 34.1
ホープフルSのG1昇格後、初年度と翌年こそ、平均的なラップだったものの、近年はマイル重賞らしいラップになっている。
今年も距離短縮馬3頭に対し、距離延長馬6頭。傾向を踏襲したメンバー構成になった。
その点を押さえ、逃げ候補筆頭は札幌2歳Sを完勝したセットアップ。
2走前の札幌芝1800mは、テン1ハロン12秒3とダッシュ力があり、キャリア3戦すべてで逃げている。この時期に戦法を確立し、3枠6番を引けたのも大きい。
その内に、エコロヴァルツがおり、この馬が厄介というか、どう出るのか。
前走は序盤に抑えが利かず、途中でハナに立ってから落ち着いているだけに、最内なら思い切って逃げの手もありそう。
隊列的にはこの2頭に、坂井騎手とオーサムストロークが続く形か。
セットアップとエコロヴァルツは、溜め逃げからしまいのキレを活かすより、持久戦に持ち込みしぶとさを活かしたいタイプ。
どちらのハナでも、近年の傾向に沿った流れになり、地力の問われるレースになりそう。
◎ジャンタルマンタル。デイリー杯2歳S勝ち馬。前半3ハロン35秒0と緩い流れのなか、折り合いを欠き、口を割りながらの追走。内枠からインを立ち回れたが、直線は荒れた内を突く形でも、鋭く伸びている。
今回も内目の枠を引き、ペースアップでむしろ追走が楽になりそう。混戦オッズでも、最も無難な印象。
(文・垣本大樹)
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