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11月18日の東京11Rで行われた第28回東京スポーツ杯2歳ステークス(2歳オープン、馬齢、GⅡ、芝1800メートル、10頭立て、1着賞金=3800万円)は、ジョアン・モレイラ騎手の4番人気シュトラウス(牡、美浦・武井亮厩舎)が重賞初制覇。縦長の展開の中、道中は3番手でレースを進めると、直線半ばで先頭に立ちそのまま押し切って快勝。世界最強馬イクイノックスなどGIウイナーを多数輩出している2歳戦屈指の出世レースを制し、世代の主役候補に躍り出た。タイムは1分46秒5(良)。
1馬身半差の2着にはシュバルツクーゲル(8番人気)、さらにハナ差遅れた3着にファーヴェント(2番人気)が入った。なお、1番人気のフォルラニーニは後方2番手追走から、直線ではまったくの伸びが見られず8着に敗れた。
東スポ杯2歳Sを勝ったシュトラウスは、父モーリス、母ブルーメンブラット、母の父アドマイヤベガという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。武井亮調教師はJRA重賞初勝利、J・モレイラ騎手は東スポ杯2歳S初勝利。
◆ジョアン・モレイラ騎手(1着 シュトラウス)「正直コントロールが難しい馬ですね。ただ前の2頭が速いペースで先導してくれて助かりました。競馬のことを覚えている最中ですが、すごく能力はあるし、将来性が高いです」
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