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今週末の中央競馬は3日間開催。月曜(9日)にはGⅡの京都大賞典が行われる。注目は重賞初制覇を狙って西下するブローザホーンだ。充実著しいエピファネイア産駒は、前走・札幌日経OPを6馬身差でV。所属する美浦・中野栄治厩舎は来年2月いっぱいでの定年解散を控えており、最後の大物にGⅠへの夢を託す。
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さらなる飛躍へ、まだ底を見せない長距離砲が秋初戦に向かう。京都大賞典で重賞初制覇を狙うブローザホーン。厩舎従業員のレクリエーションで変則調教となった3日は馬の姿もまばらな中、美浦坂路の角馬場で調整された。
「いいんじゃないですか。数字は増えていないけど、カイ食いはずっといいし、本来のうるささも戻ってきました」
活気ある身のこなしに、中野助手が納得の表情を浮かべる。先月初旬の帰厩時に馬体重が410キロほどしかなく、検査したところ回虫が見つかって虫下しを投与。現在では体調もすっかり回復し、順調に調教メニューをこなしている。
2勝目を挙げた昨年12月の中山戦以降、6戦4勝の快進撃。変身のきっかけは昨夏だった。同助手は「それまではうまく背中を使えなかったのが、(6月の函館で)初勝利を挙げて放牧に出して戻ってきたら、トモ(後肢)から背中までつながりがある走り方に変わっていて。そのころから追い切りも、コースでのびのび走らせるやり方に変えました」と背景を明かした。
肉体面の成長と調教の強化が見事にリンクし、前走の札幌日経OPは6馬身差で圧勝。しかも「当時は札幌に着いて2日くらい全然カイバを食べなくて。自信もなかったので、びっくりさせられました」というのだからスケールは相当だ。今回は「輸送してからカイバを食べ始めるまでが遅いので(レース2日前の)金曜に輸送します」と対策を練っている。
中野調教師の定年により、来年2月いっぱいでの厩舎解散が決まっているが、今年はブローを筆頭に活躍馬が続出。現役のオープン馬は、実に9頭を数える。「勝利数(10勝)は多くないですけど、1勝あたりの賞金だったら、今年は上位かもしれません。いい形で終われるのは厩舎としてもいい」と胸を張る調整役は、暮れの大一番にも思いを馳せる。
「相手は強いですが、ここを勝つようだと有馬記念という話も出るでしょうし、そうなっていければ…」
〝引退興行〟の本番はこれから。魅惑のステイヤーが、充実のラストシーズンをさらに華やかなものにする。
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