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8月20日の新潟11R・NST賞(3歳以上オープン、ダート1200メートル、ハンデ、14頭立て)は、1番人気で丸田恭介騎手とコンビを組んだハンデ53キロのアルファマム(牝4歳、栗東・佐々木晶三厩舎)が後方追走からゴール前で豪快に差し切ってV。昇級初戦で連勝を決めた。タイムは1分11秒2(良)。
1/2馬身差の2着は2番手追走から早めに抜け出したチェイスザドリーム(3番人気)。さらに1馬身1/4差の3着には中団の後ろからよく伸びたデンコウリジエール(9番人気)が入った。
ファーンヒルがゲート内で鞍上を振り落とすアクシデントがあったが、再び騎乗してスタート。チェイスザドリームと外のシンシティが行く気を見せて、序盤からペースが上がった。シンシティが行き切って、チェイスザドリームは2番手に控える形。その後ろにスワーヴシャルル、ミスズグランドオーが続き、人気のアルファマムはやや離れた後方2番手を追走した。直線に入ると、チェイスザドリームがシンシティをかわして先頭に立ち、追撃する各馬を振り切る。しかし、エンジンがかかったアルファマムが外からぐんぐん迫ると、一気に差し切って快勝。前走の桶狭間S(3勝クラス)に続いて、鮮やかな追い込みを決めた。
NST賞を制したアルファマムは、父マジェスティックウォリアー、母ダイオプサイド、母の父フジキセキという血統。通算成績は13戦5勝となった。
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