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【ユニコーンS】メンバー最多キャリアのジャスパーバローズが出世レースで初タイトル掴む

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【ユニコーンS】メンバー最多キャリアのジャスパーバローズが出世レースで初タイトル掴む

3歳ダート重賞のユニコーンSが、18日に東京競馬場で行われる。メンバー中最多キャリアを誇るジャスパーバローズは、2戦連続で上がり最速をマークしている末脚自慢。使いつつ成長を遂げるモーリス産駒が、長い直線で持ち味を存分に生かし、初タイトルをつかみ取る。




キャリアを重ね、磨いてきた末脚を東京の長い直線で爆発させる。重賞初挑戦のジャスパーバローズが、タイトル奪取へ虎視眈々(たんたん)。冷たい雨が降る全休日の12日、栗東トレセンで宮本助手が力を込めた。

「東京のマイルは直線が長いぶんスタミナもいるから、1800メートルを使ってきているこの馬には合っていると思いますよ。しまいは確実に脚を使いますしね」

デビュー当初は芝だったが、ダート転向2戦目の昨年11月(阪神ダ1800メートル)に初勝利。前々走のわらび賞では、今回と同じ左回りの新潟で上がり最速の末脚で差し切り、2勝目を手にした。

前走の鳳雛Sは3着に敗れこそしたが、3、4コーナーでポジションを下げる場面があり、前残りの展開で流れも向かなかった。それでも、直線で目を引く伸びを見せ、上がり最速タイをマーク。直線の長い東京コースは、持ち味を生かせる舞台だろう。

今回が11戦目とメンバー中最多のキャリアを誇る。レースを経験しながら成長を遂げており、世話役は「まだまだトモ(後肢)などは緩いですが、今年に入って一気に良くなってきました。使うごとに良くなっています」と目を細める。近親には、GⅠ3勝のエフフォーリアアドマイヤムーンなどがいる底力あふれる母系の出身。良血開花のときはきた。

「状態は変わりなく、順調にきています。間違いなく脚は使うので、ペースが流れてくれれば」

来年からは、JpnⅠに格付けされる東京ダービーの前哨戦となるユニコーンS。過去10年の勝ち馬のうち、ゴールドドリームカフェファラオなど7頭が、のちにJRA・GⅠやJpnⅠを制している。しまいの爆発力を武器に、ここから羽ばたく。

★ダート路線改革 来年から東京ダービーの前哨戦に

ダート路線は来年から地方・JRAを問わず全国的な改革が始まる。特に3歳戦は羽田盃と東京ダービーをJpnⅠに格付けし、ジャパンダートダービーをジャパンダートクラシックに改称して10月に施行することで〝ダート3冠路線〟を確立する。ユニコーンSは来年から東京ダービーの前哨戦として行われることになっていて、開催時期やレース条件など詳細はまだ不明。6月に東京ダ1600メートルで行われるのは今年が最後になる可能性が高い。




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